冬空の下の堀川河口〔5998〕2019/09/17
2019年9月17日(火)晴れ
窓開けて寝たら、時折、すごい風。秋の風が強く吹いて、寒いくらいでした。朝晩はめっきり、秋。でも今日の予想最高気温は34℃ですきんね。まだまだ、暑い。
9月にこれだけ暑いと、農作物の生育にも心配。そして酪農生産。このところ、乳量、減ってます。酪農家さん当たりの乳量が減っているのは、ここへきての暑さがコタえてるんだと思いますね。季節は季節らしいのが、一番。僕らはそんな星に暮らしてます。
そんな訳で、久々の、星の話。
写真は、今朝3時半過ぎの二葉町。堀川の河口。この右が中の島で、左は二葉町。そして若松町。
ここは船溜りになってて、プレジャーボートが係留されてます。
空の上には冬の大三角形。そう。もう、冬の星が夜明け前の空で輝く季節になりました。もう少しすると、春の大三角も見え始めます。秋来りなば、春、遠からじ。
さて。わかりますよね、冬の大三角形。最近のコンデジはすごくて、手持ち夜景モードというのがあって、手で持ったまま、夜空をこんな感じで撮影できる機能が付いてます。シャッター押すと、6回、シャッターが切られますね。それで光を集めてるんでしょうかね。知らんけど。
右下にひときわ明るく輝くシリウス。水門の上にプロキオン。そして上部にオリオン座とベテルギウス。左の方には、双子座のカストルとポルックスが仲良く並ぶ、夜明け前。
ベテルギウスは赤色超巨星で、その不穏な動きから、まもなく、超新星爆発をするんではないか、と言われてますよね。このにっこりでも幾度か書いてきたけど、以前、小学校1年生の姪が、そのこと知っててビックリしました。
どうやら、オーテピアの子ども科学館にあるプラネタリウムで覚えた知識。そういえば、やってました。この前の冬の、あのプラネタリウムのメインプログラムは、オリオン座だった。そのプログラムの中で、ベテルギウスのこともやってたらしいですね。善き哉善き哉。
図書館といい、子ども科学館といい、高知の子供達にとって、良い施設ができましたね。やっと。
ベテルギウス。僕らが子供の頃は、赤色超巨星の代表格はアンタレスでした。さそり座のアンタレス。子供向けの宇宙の本には、アンタレスの方が、ベテルギウスより大きく描かれてたの、覚えてます。観測技術が進歩し、今はベテルギウスの方が、大きい。
太陽のところにベテルギウスを置いたら、その半径は木星軌道くらいに達するというから、大きい。
直径は、太陽直径の1000倍。でも、世の中、上には上が居て、おおいぬ座のVY星は、1420倍なんだそう。肉眼では見えんけど、シリウスはおおいぬ座だから、このどこかに写ってるんでしょうかね。知らんけど。
でも世の中、上には上が居て、おおいぬ座VY星でも、既知の恒星大きさランキングでは、6位なんだそう。なにがなんだかわからんくらい、巨大な恒星が、この銀河には存在するのである。
ベテルギウス。地球から642光年離れてるから、今、僕らが見てるのは642年前のベテルギウス。だから、ひょっとしたら既に超新星爆発してて、中性子星になってるかも知れない、ベテルギウス。
超新星爆発を、この目で見てみたい。一番可能性があるのが、ベテルギウス。半月より明るく輝く、という予想もあるから、不思議な大イベントになることは間違いありません。
ベテルギウスを見るたびに、爆発せんかなー、と思ってる地球人は、多いと思います。