ニラとオクラ〔5963〕2019/08/13
2019年8月13日(火)薄曇り
嵐の前の静けさ。台風10号の進路、勢力、気になりますが、今日は静かな朝。とは言え、海はもうかなり荒れ始めてます。
昨日、田野からの帰りに、旧夜須町のお好み焼き屋さんで、ニラ塩焼きそばとお好み焼きを食べたこと、書きました。いや、おいしかった。ここです。
ニラ塩焼きそばは、最近香南市がかなり推してるメニューですよね。いろんなイベントで、香南市のブースがあると、ニラ塩焼きそばが提供されてます。
でもね。昨日のやつはすごい。普通なら少し固くなりそうな大きいニラが、どうなってるのか知らんけど柔らかく大量に投入されてました。そばよりもニラの方が多い焼きそばは、はじめて。お蔭で、元気になりました。ニラやニンニクは、夏バテ気味の身体を元気にしてくれます。
なんで香南市がニラ塩焼きそばなのか、というと、ニラの大産地だからね。
まず、都道府県単位で見る。高知県は、全国のニラの25.8%を生産していて、堂々の第1位。ちなみに第2位が栃木県で16.7%、第3位茨城県13.2%。これはまだしばらく高知県の天下は続きそう。
次に市町村単位で見てみよう。
そう。やはり高知県香南市が堂々全国第1位。第2位が茨城県小美玉市、第3位栃木県鹿沼市と続くけど、第4位が高知県香美市なんですね。
全国10位までに、1位の香南市、4位の香美市、8位の南国市、9位の四万十町がランクインしてて、高知のニラっぷりがよくわかります。
で、高知のニラ生産の特徴をみると、とにかく生産性が高い。
1ha当たりの生産量を見ると、香南市は、鹿沼市の倍以上の収量を誇ってます。高知の気候や土壌が生産に適してることもあるだろうけども、やはり生産技術でありましょう。高知もなかなか、大したもんです。
この写真は、今朝4時の、会社のすぐ近所。オクラ畑。高知は、ニラも盛んやけどオクラも盛ん。昨日行ってた田野町の大野台地でも、たくさんオクラ、作ってました。
でも、オクラ生産量は高知県は全国第3位。1位鹿児島県、2位沖縄県、そして3位、高知県。鹿児島は全国シェアの40%を超えるから圧倒的だ。なかなか、これは追いつけない。
香南市はニラ日本一ということで、ニラ塩焼きそばだけではなくて、ニラに関係するイベント、いろいろやってます。有名なのがニラ飛ばし大会。のいち佐古祭りというのの中で、やってます。これ、飛ばした距離はギネスに認定されてるというから、すごい。
せっかくだから、オクラでもなんか、できんだろうか。ニラは薄くて軽いので、投げにくいということを逆手にとって、ニラ飛ばし。オクラの特徴はというと、なんと申しましてもあのネバネバだから、ネバネバゆえの困難さが伴う作業が良いね。
オクラの皮むき大会なんかはどうだろう。
オクラの皮を、長く長く剥く。一番長く剥けた人が優勝で、ギネス認定される、という大会。いや、思いつきです。そもそもオクラの皮が剥けるのかどうか知らんし、たぶん、剥けない。
では、オクラの種取り競争。オクラの中の種を、一つ残らず取り除く競争。なんか、ネバネバ作業してる風景が楽しそうに想像できるけど、これもやったことある訳ではないので、実現可能性は不透明。
こんなこと考えてるうちに、火曜日の朝が明けてくる。さあ。今週も仕事仕事。
まだ稲刈り済んでない田んぼも、このオクラ畑も、台風による被害がないよう祈りながら、今週が始まります。