高知県と島根県、衝撃の展開に目が離せない!〔5924〕2019/07/05
2019年7月5日(金)晴れ
良いお天気。今日も暑くなりそう。
昨日は、「酪農乳業ペンクラブ」御一行様が弊社へ来られてました。日本の、酪農乳業ジャーナリストのみなさんね。毎年、いろんな地域の乳業を訪ねて廻ってるそうで、今年は弊社。総勢20名の、酪農乳業ジャーナリストの皆さんを迎え、恥ずかしながら工場見学をしていただき、会社の説明を聞いていただいたのでありました。皆さん、ようこそ、高知へ。
で、見学と説明が終わって、バスで高知市内で移動されたのですが、そのバス車中で、不肖ワタクシが、高知のこと、お話させて抱きました。会社のことではなくて、高知のこと。
会社の話よりこっちの話の方が、なんとなくウケが良かったような気がするのは、どうなんでしょうかね。まあ、それはそれ。
御一行様は、道後温泉で泊まるとのことで、夕刻、バスで高知を後にされました。今度は高知で泊まってくださいねー。高知の夜の楽しさを、ご教示しますきに。更にウケが良くなることは、保証します。
さて。
バス車中でのこと。高知県の歴史から人口の話など話した訳だけども、自分で話しながら、ふと、気になったことがありました。気になって気になって頭の中でどんどんと大きくなってきた、ある想像。
高知県の人口は、ついこないだ、遂に70万人を割り込みました。まあ、これは高知新聞にも大きく載ってたので、みんな知ってる事実ね。で、昨日の話の中で「以前、島根県の知人と県民人口の話をしてて、背中が見えてきた、と言われたことがある」という話題に触れたんですね。これは、事実。2012年12月のにっこりに、書いてます。そのときのにっこりには、以前島根県は高知県より人口が多かった話、大正時代は高知県人口は下から8番目だった話、などなどを書いてるんだけども、それから7年が経過した、今。
日本で一番人口が少ないのは鳥取県で、下から2番目が島根県で、3番目が高知県。という図式は、結構長く続いてすので、この状況に変化が訪れる日がくる、と言うイメージは、高知県人、もってない。もってないと思います。
でも昨日、「背中が見えてきた」の話をしながら突然ある不安が湧き上がってきた。そう。本当に背中が見えてきたんではないのか?
なんか、島根との差が縮まってるような気がしませんか?
そんな訳で、今朝早朝、出社してひと仕事済ませてから、ネットで調べてみました。島根県と高知県の人口推移比較。
で、EXCELに人口を打ち込んでグラフ化してみたのが、これだ。いかがだろうか。衝撃の結果だと思いませんか?
グラフの一番手前が2012年。グラフ枠内の右端が、2019年予測。青が高知県でオレンジが島根ね。グラフ枠の向こうへ、このまんま延ばしていったらどうなったのか。向こうの年数字はぼやけてるけど、なんと。なんとだ。このままいけば、2028年には高知県と島根県の人口が逆転するのだ。知ってました?
遂に高知県は、全国下から二番目になってしまう。それも10年以内に。これ、みんな知らないよね。
このグラフの、向こうの予測線の年表示がピンボケになってるのは、現実から目を逸らしたいからなのか、それとも涙で霞んでしまったのか。ああ。
まあ、たかが人口。されど人口。下から3番目から下から2番目へ。
まあね。人口が多けりゃ偉い、という訳ではない。
と、開き直るにはデータが衝撃的過ぎました。
いやね。県外の方から見たら3番目だろうが2番目だろうが一緒ではないか、と思われるかも知れんけど、当事者にとってはね。ちょっとね。
昨日からの不安が、現実となって正体を現した、今。これ、今のところ知ってる高知県人は少ないと思う。今のうちに、こっそり隠岐を高知県にもらうとかしとかないと、恐ろしいXデーがやってくるのを避けることはできないことを、このグラフは僕ら、か弱い高知県人に教えてくれるので、ある。