52年前のイースター〔5849〕2019/04/21
2019年4月21日(日)晴れ
暖かい、日曜日の朝。
昨日の菜食健美一斉拡売、楽しかった。いや、本当に、楽しかったです。人間って、日本人って、高知県人って、素晴らしいと思いました。土曜の午前中。貴重な時間の中、嫌な顔一つせずにご対応くださった皆さん、本当にありがとうございました。また、やりたいですね、これは。やろうやろう。
さて。今日は祝賀会やらなにやらで日中を過ごすので、朝、走ってきました。鏡川沿いから潮江天満宮さん。そして筆山を一気に駆け上がる。山道の方をふうふうぜえぜえ言いながら駆け上がり、一番上の駐車場へ。
そこに停めてある一台の車から、2名の方が、荷物を持って歩いて頂上へ向かってました。手にぶら下げている籠の中には、卵がたくさん。そうだ。イースターだ。
その女性の方に、思わず声をかけてしまいました。「イースターですね~」。
「わかりますか?」とのお返事だったので、僕が幼稚園児の頃、イースターで筆山の上に登って卵を探したこと、話しました。そう。僕の通ってた幼稚園はキリスト教系の幼稚園で、教会が併設されてて、クリスマスやイースターはとても大切な行事が行われていたのでありました。
その女性「それ、聖泉幼稚園ですか?」
「そうです」
「私たちも、聖泉幼稚園の者で、今日は今から卵を隠しに行く所ですよ。」
なんということ。そうだったのか。半世紀以上前の風景が蘇る。今でもイースターの卵探し、覚えてますもん、ハッキリと。
かてて加えて。その方、「ひょっとしたらひまわり乳業のYさんではないですか?」と、僕の名前を当ててしまう。「そうです」と答えると衝撃の事実が語られる。なんと、その女性の弟さん、追手前小学校の同級生でした。Kくん。小学校卒業以来お会いしてないけど、今は埼玉に暮らしているんだそう。いやはやまったく、びっくりしました。
それにつけても高知の狭さよ。
頂上に到着すると、その方々は早速卵を隠し始める。今はこんなにオシャレなものになってるんですね。可愛らしい絵が描かれ、セロファンで包まれたイースターの卵。
半世紀以上昔の思い出。教会も幼稚園も建て替わって新しくなり、牧師さんも何代もの変遷を経てきたけど、今もあの頃と同じようにイースターには筆山で卵探しやってたのが、本当に嬉しい。嬉しかったです。昨日、町内会の懇親会に、現在の若い牧師さん夫妻とお子様が参加してくれてて、お話をしたばかりでした。今日のイースターのこと、話さなかったのに、偶然にもこんなことになってしまった。
とても良い朝RUNになりました。こんなこと、あるんだね。僕の頭の中は52年前に遡り、あの頃と同じように卵を探してみました。
この世界、いろんなひとたちの繋がりの中で、いろんなことが変わったり変わらなかったりしながら、悠久の時間がアッと言うまに流れてゆく。