着陸態勢のDHC-8-400 から志賀島を見下ろす〔582〕2004/11/18
2004年11月18日(木)博多は曇り
今朝の高知県地方は雨模様でした。で、お昼の飛行機に乗って福岡へやってきたひまわり太郎です。高知~福岡の飛行機は、つい先日までYS-11が使われよりましたが、最新鋭のプロペラ機DHC-8-400という、高知~大阪で使用されゆうのと同じ機種になっちょりました。プロペラにしては早いのですが、とても揺れるのであります。
写真は、着陸態勢に入った飛行機。車輪がギュワーンと出て来ました。眼下にはマラソンでおなじみの「海の中道」が見えちょります。その先は昔歴史で習った「志賀島」。金印が出て来たので有名な、福岡の北側に飛び出た所ですよね。
後漢を建国した英雄「光武帝」が、この辺りにあったとされる「奴の国」の使者に与えたとされる伝説の印が「金印」。後漢書に、建武中元二年と出て来ますので、西暦57年頃の出来事ですな。
これが発掘されたのは天明4年、1784年のこと。この志賀島のお百姓さんが田の溝を作り直している時に見つけました。その田の所有者「甚兵衛」さんが福岡の画商に見せ、その画商が儒学社亀井南冥さんに見せて、この印はただものではない、ということになったのだそうです。
この「甚兵衛」さんは、その田の持ち主。実際にみつけたお百姓さんは、「秀治」さんと「喜平」さんの二人であったと言われちょります。
この志賀島には由緒ある「志賀島神社」がございまして、「わだつみの神」を祀っちゃあるそうです。そう。天照大神の兄弟で、海の神様ですね。