昭和、平成、そしてあと3ヶ月〔5769〕2019/01/31
2019年1月31日(木)曇り
曇ってて、星は見えません。気温は、この季節にしてはとても高めの未明。4時半前の鏡河畔。堀詰からまっすぐ南へ行った突き当たりの土手上から、南東の方角を撮影しました。
この土手には、こないだもご紹介した昭和の匂いのする公園がポツンとたたずんでいます。この手すり。このブランコ。このベンチ。昭和の懐かしさ満載公園。
昭和と言えば、昨日少し触れた橋本治。いや、もちろん平成になっても幅広い分野で活躍した異才だけども、僕にとっては昭和の頃の橋本治がとても印象に残ってます。今日の高知新聞にも、共同通信の編集者による橋本治評が載ってました。そう。旧態依然の文学観に対する反旗であったりとか、大人の男が見向きもしなかったサブカルチャーへの視点とか。そうだったそうだった。
「花咲く乙女たちのキンピラゴボウ」、昨日紹介するの忘れてたけど、なかなか面白い本だった。昭和54年の作品。昭和の頃の橋本治は、そんな感じだった。
もう、平成も終わりに近づき、昭和は遠くなりにけり、だけども、僕らの記憶の中には、いつまでも鮮明に残る、昭和。
昭和の頃には考えもつかなかったテクノロジーや文化が溢れる現代。昨日書いた「フライトレーダー24」は、すごい。地球上を飛んでいるすべての旅客機、貨物機がリアルタイムでモニタリングできるというアプリ。
実は、この向こうにも、飛んでいる。雲が多いので今朝は見えんけど、雲の向こうを、バンクーバー発台北行きのEVA Airの飛行機が飛んでいることが、そのアプリで確認できました。機種はボーイング777-3SH(ER)だって。高度3,400フィートを飛んでるはず。見えんけど。
3Dviewという機能もあって、その飛行機の操縦席から見えている風景もリアルタイムで見させてくれる、優れもの。
こんなことができるようになるなどと、昭和の頃に想像していた人は居ただろうか。ほとんど居ないと思う。
だから、新しい元号になって、どんな技術が生まれ、どんな世の中にどんな文化が醸し出されていくのか正確に想像できる人は、たぶん、居ない。
だから世の中、面白い。どんなになるかわかってたら、面白くないですきんね。
さあ。1月もはや終わり。新しい元号まで、残すところあと3ヶ月。