現在地〔5768〕2019/01/30
2019年1月30日(水)晴れ!
橋本治さんが亡くなったというニュース。まだ若いのに。ひとつの時代が過ぎ去ってゆく。
東京で大学生をやってた頃、結構ハマってました。橋本治。
まだ、橋本治さんが作家としてデビューして間もない頃。名作「桃尻娘」から始まって、「その後の仁義なき桃尻娘」「ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかの殺人事件」「帰ってきた桃尻娘」などなど、大学の生協の本屋さんで買って、読んでたあの頃。
昨日このニュースを知ってから、頭の中で「桃尻娘」のオープニングテーマ曲がリフレインをやめない。
「春って曙よ!」で始まる枕草子は、まさに、清少納言があの時代感覚の中で記述したであろう雰囲気を醸し出すものとして、なかなか秀逸だった。
僕らは学生紛争の頃を知らないけど、東大駒場祭の「とめてくれるなおっかさん 背中の銀杏が泣いている 男東大どこへ行く」というコピーが一世を風靡したんだそう。
活動が幅広いので、今回の訃報も、伝えるマスコミによって、橋本治の紹介の仕方が違う。それぞれのマスコミの特徴がよく出ています。
謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。
さて。こないだ、こんなアプリがあるのを知りました。「フライトレーダー24」というの。普通にブラウザでも見れるし、無料スマホアプリにもなってる。
世界中の、今、飛んでいる飛行機をリアルタイムで見られるものね。よく、空を飛行機が飛んでいるけど、そのアプリで確認したら、どの航空会社の、どこからどこへ飛んでいく飛行機であるかとか、その飛行機の機種であるとかが瞬時にわかるという優れもの。いやいや、時代はどんどん進化する。
それにしても早朝から、夥しい数の飛行機が日本上空を飛んでいるんだ。
なんでもそうだけども、現在地がわかるというのは大切なこと。
金星や木星、火星の並びを見て、自分が太陽系のどんな場所でどれくらい傾いているのかを知る。
天の川を見て、自分が天の川銀河のどんな場所にどんな傾きでいるのかを、知る。
日本の酪農乳業という業界の中で、ひまわり乳業がどんな存在であるか、あるべきかを、知る。
正確にリアルタイムで位置を知る、ということは、大切だと思いました。
橋本治さんは、世の中での自分の立ち位置を正しく理解し、役割を果たし、駆け抜けていったんだと思います。
今気付いたけど、この写真、ブラウザの方、出発地が「できる」になってます。ブラウザの自動翻訳機能をONにしてました。スマホの方を見たらわかるように、出発地はCAN、つまり広州空港だ。「できる」ではありません。勝手に翻訳しないでほしい。
ちゃんと、正しい方法で、位置を確認することも、大切なのでありました。