追手前小学校から追手前高校を〔5764〕2019/01/26
2019年1月26日(土)山は雪か
今朝、6時前に出社したときは、そんなに寒くはなかった。気温が3℃とかあったし。でも、少し風が冷たい朝。でも、夜が明けても暖かくならない。北の山々を見ると、どうやら雪だ。山では雪。平野部でも、なんとなく時雨れそうな、そんな気配の土曜日。
今日は朝一でテピってます。立派な図書館オーテピア。9時の開館前に来てみると、もう、十数名の利用客さんで行列ができてました。とても良い風景だと思いました。
今日の午前中は、ここに籠って、お仕事。オーテピア3階の、研究個室。
このフロアには、9部屋の個室があります。一坪くらいですかね、広さは。ガラス張りの快適な明るい個室。当日、フロアに置かれた端末から最大2時間予約ができて利用できる、研究個室。
今朝は「研究個室1」というところに籠りました。写真は、その個室に座った状態で、目の前に見える風景だ。素敵でしょ?
四国山地の奥では雪が降ってるの、ここからでもよくわかる。そして目の前に高知県立追手前高校。この時計台がシンボル。
僕らは、この時計台を毎日見ながら小学校生活を送ってました。そう。ここにかつて存在した追手前小学校から。あまりにも見慣れた風景。
小学校の授業で、よく、北側二階の廊下からこの追手前高校の時計台を校舎を写生したもの。本当に、何度も何度も描いたと思う。もちろん、木造二階建ての校舎の二階廊下から写生する訳で、こんなに睥睨する感じではなくて、時計台を見上げるような感覚ね。
まさか、あれから半世紀後に、追手前高校をここから見下ろすようになるとは思ってもいなかった。当たり前やけど。
でも、校舎の風情、時計台の姿は、あの頃とまったく変わってません。もちろん外観は同じでも、中身は随分と近代的になってます。あの時計台部分も、最新の時術で鉄骨による耐震補強工事が行われてましたし。
僕らの追手前小学校と、追手筋を挟んで建つ追手前高校。高知市立と高知県立なので、全然違う成り立ちだけども、とても親近感があります。
あれは何年生の頃だったろうか。たぶん、5年生くらいだったと思う。放課後のこと。追手前高校から、「あーえーいーうーえーおーあーおー」という感じの大きな声が聞こえてくる。演劇部が練習してたんですね。終わりの会が終了した後、何かの用事を教室でやっていた僕らは、そちらに向かって「やーかーまーしーいー」などと叫ぶ。すると、向こうからリアクションの言葉が返ってくる。しばらくそんなやりとりを楽しんだことだった。小学生の相手を律儀にやってくれた高校生のお兄さんお姉さん。ああ。セピア色の思い出。こうやって正面から追手前高校を見ると、そんなセピア色の風景が蘇ってきます。
ともあれ、追手前小学校卒業生の脳みそに刷り込まれたこの風景は、これからもずっと、今度はオーテピアの利用者の脳裏に刻み込まれていくんだろうか。
さあ。仕事仕事。