四国のみちは、ゴルフ場〔5687〕2018/11/10
2018年11月10日(土)晴れ!
高知へモンて来ました。鹿児島も暑いくらいでしたが、高知もね。気温、少し高めの11月。良いお天気だ。
「四国のみち」というの、ご存知ですよね。時折、道端とかに「四国のみち 高知県」などと書かれた木製の標柱、見かけます。いったいこれは、なんだ。「四国のみち」。
ウィキを見てみると、「四国全域にある歴史・文化指向の国土交通省ルート(約1300km)と、長距離自然歩道構想に基づく自然指向の環境省ルート”四国自然歩道”(約1637km)からなる遊歩道である。」と書かれている。そうか。国が考えた遊歩道か。さすれば、他の地域にもあるのかも、と「九州のみち」「北陸のみち」とか検索してみたけど、出て来ません。四国だけで展開された事業なのか?
そして高知県のホームページには、こう書かれている。
「四国のみち(四国自然歩道)は全長1545.6kmの長距離自然歩道です。」
どうやら、僕らが見かける「四国のみち」は環境省の「長距離自然歩道構想」に基づいてつくられた「四国自然歩道」らしい、ということまでは、わかった。で、さらに調べてみたら、全国各地にあるではないか、◯◯自然歩道。九州自然歩道とか東北自然歩道とか。愛称がそれぞれ違うだけだ。そして四国は「四国のみち」。
そんな「四国のみち」を、少し、走ってみました。
土佐山田。八王子さんの近くに車を停めて、出発。北上し、山裾の「石鎚神社」の案内看板のところから山へと登っていく。さすが、「四国のみち」。かなり丁寧に整備されていて、歩きやすい走りやすい。少し駆け上ると石鎚神社。明治40年に、愛媛の石鎚神社から勧請されてきた、と説明板にありました。その横から、まっすぐで急な上り坂。一気に駆け上がる。てっぺん界隈に、小さな石仏がいくつかあり、巨岩に、鎖。そう。本家の石鎚山の鎖を模して、岩にかけられた鎖につかまって登ると言う演出。そこを登ると頂上で、遥拝所。
説明板には「頂上からは物部川、香長平野ならびに太平洋が一望でき、また、頂上北側斜面には横穴式石室の古墳がある」と書かれてたけど、上場付近、木々が生い茂ってなんにも「一望」できませんでした。
そこからほんの少し駆け下ると、いきなり目の前の風景が広くなる。人工的な緑と青と。土佐山田ゴルフ倶楽部さんだ。この「四国のみち」は、たぶん、土佐山田ゴルフ倶楽部ができる以前に設定された道。遍路道と同じで、後からできた施設は、中をそんな道が通ることを排除できんのだと思います。ゴルフ場の中を突っ切るように、「四国のみち」。
もちろんコース自体を突っ切る訳ではなく、うまく、邪魔にならんように設計されては、おります。「四国のみち」の両側には木製の簡易な柵。
その柵にカメラ置いて、撮影してみました。ああ。ゴルフ場。
僕はゴルフ、しません。できません。でも、昔々、若い頃に少しだけやってたことありまして、何を隠そうこのゴルフ場でもやったこと、あります。ああ。懐かしい。
実は、ここで、今日は弊社の社員さんや酪農家さん、関係者さんや仲良しさんなどが集まってゴルフ、やっているのであります。そもそも、そのコンペは、今年亡くなった弊社のN元取締役を中心に集まる皆さんによって始められました。Nさんがお亡くなりになった後、最後のNさん杯が開催されたのですが、参加された皆さんから、せっかくなので続けてはどうか、という強い声があがり、少し形を変えて再び始まった、という訳です。まさに、Nさんの、人徳。
僕はゴルフできませんが、その雰囲気だけを感じに、走ってきたのでありました。
四国のみちのすぐ横では、幾組かのパーティーがゴルフ楽しんでましたが、その、コンペ参加者たちに会うことは、ありませんでした。
「四国のみち」をそのまま走り抜け、また、途中から引き返し、ここを通って元の道へ。
絶好のゴルフ日和。僕はゴルフ、できんけど。