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もう、えいばあ、降りました〔5559〕2018/07/05

もう、えいばあ、降りました

2018年7月5日(木)雨

長い。

台風7号は低気圧になったけど、その影響なのか、強い雨が降り続く。昨夜、窓を開けて寝てたら、南からの強風が部屋の中を吹き抜けて大変でした。閉めると暑いので、往生した、夜。

写真は今朝の物部川。台風接近中だった一昨日の朝の写真が、これ。見比べると、かなり増水していることがわかる。中洲は濁流に沈み、普段は静かな物部川も大河の趣き。暴れ川であったかつての姿を彷彿させます。

 

昔、治水が行われていなかった時代には、これだけ降り続くと、この扇状地に網の目のように濁流が流れていたんだろうと思う。

水は、農耕民族にとっては命。水の便利の良いところを農地に開墾し、そこで農作業を行い、生活を営む。農地として有利な場所は、必然、自然災害に弱いところとなる可能性が高い訳で、古来人類は、そのせめぎ合いの中で生きてきたと言うても過言では無いですよね。

地理院地図の土地条件図で、物部川の扇状地を鳥瞰してみると、こう。物部川は、氾濫するたびに、この黄土色の扇状地の中で流路を変え、あっちを流れたりこっちを流れたり。

中世の頃の本流は、現在の少し西。空港の滑走路を横切る流路。この地理院地図で、なんとなくわかります。

その西にも、かつての流路の痕跡が見えます。物部川の本流が、鉢伏山の北を流れて古浦戸湾へと流れていた、そんな風景が妄想できる、土地条件図。

 

物部川、今は、この左右の堤防によって流路が固定されているので、増水してもこの範囲内だし、万が一氾濫したとしても、本流がこの場所から変わることは、ない。

物部川をこの流路に固定したのは藩政期初期だとされてます。たぶん、これもまた野中兼山さんの仕業。治水と灌漑と言えば野中兼山。港湾整備もね。

でも、この範囲内で、流れは変化してきました。

現在の航空写真が、これ。十の場所がひまわり乳業南国工場。

半世紀前。高知牛乳食品株式会社南国工場ができた頃の航空写真が、これ。工場の裏手の物部川流路、変化してきています。

写真ではなくて地図で見ると、こう。会社の西が下咥内。しもこうない。

 

こないだ、「nai」のつく地名とアイヌ語、縄文語の関連を書きました。穴内は、アイヌ語、延いては縄文時代からの言語の延長にあるかも知れない、てな話。

咥内も、そうであるとすれば、その「内」、つまり「nai」は物部川のことだったのか。

 

物部川の濁流。

大雨の影響で、昨日は、高知自動車道も国道32号線も国道33号線も、雨量規制で通行止めになってました。お陰で、関西や首都圏に商品送るの、大変でした。もうそろそろ、雨も止んで欲しいですね。もう、えいばあ、降りましたきに。


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