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濁流の物部川〔5560〕2018/07/06

濁流の物部川

2018年7月6日(金)降りつづく雨

もう、いいかげんにして欲しい、雨。こないだの台風7号接近以来、ずうっと降り続く雨。しかもかなり強く降るので、どれだけの降水量になったことやら。稲刈りも近づく高知では、生育に影響なかったら良いんですけどね。

関西地方でもかなり降っているらしく、被害も出てます。関西方面の高速道路は軒並み通行止め。高知自動車道は、南国I.C.と大豊I.C.の間が通行止め。でもそれなら国道32号線を大豊まで走れば行けるか、と思いきや。国道は角茂谷で雨量規制による通行止め。明石大橋も止まってる。ああ。

今日も長い一日になりそうです。大雨警戒と対策で、4時過ぎに出勤してきました。

 

ネットには、高知県水防情報システムというのがあります。リアルタイムで数値がでるので、このリンクでどうなっているのかわかりませんが、今、6:30現在の物部川、深渕の水位が4.49m。避難判断水位の3.80mを超え、氾濫危険水位の4.25mもあれよあれよと超えてしまった。会社の外を、サイレンを鳴らして緊急車両が走る。

会社の裏手の堤防へ行ってみました。

 

写真は会社の裏手。昨日はこんな感じで、3日前はこう。定点観測。中洲はとうになくなり、河川敷も濁流の中。

会社の裏手には広い河川敷があって、ソフトボールができるような場所になってます。その河川敷が濁流に覆われている風景、初めて見た。今までもあったかも知れんけど、見たのは初めて。雨雲レーダーを見ると、物部川上流域を中心にかなり激しい雨が降り続いています。まだ、増水は止まらないのかも知れません。

この水防情報システムで水位が表示されている「深渕」というのは、弊社から言うと物部川対岸の、少し上流になります。それこそ広い河川敷があって、運動公園やビニールハウスが立つ場所。増水した物部の濁流は、その運動公園まで襲い初めているようにも見えます。もう、いいかげんにして欲しい。

 

深渕には延喜式内社の深渕神社が鎮座まします。段丘崖の、上。その深渕神社さんは、元々、段丘崖の下の原部島という所にありました。でも、藩政期初期の物部川洪水で流されてしまい、十善寺という場所に移転。しかし明治25年の物部側洪水で、また流失。そこで、現在の段丘崖の上に遷座し、現在に至るとのこと。明治25年7月23日の大洪水。

その時も、段丘崖の下の広い河川敷が全部濁流に押し流され、堤防の上の方まで水が来ていたと言います。

 

幾度か書いてきたけど、有史に残る物部川の洪水としては「亥の大変」があります。文化12年(1815年)の洪水。山田堰から下流の堤防は全部決壊し、濁流は、西は五台山まで押し寄せたと言うからすごい。

ちなみに「亥の大変」と並ぶ自然災害は「寅の大変」で、それは安政南海地震のこと。

大自然には、勝てないけど、堤防などを使っての治水はできます。

 

もう、雨はいいかげんにして欲しい。県外への物流の打ち合わせを、先ほどやりました。今日も長い一日になりそうです。

皆さんに、被害がないことを、心より祈ります。


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