やなせたかしさんの、思い〔5537〕2018/06/13
2018年6月13日(水)晴れ
梅雨の晴れ間はつづく。良いお天気。夏空が広がる、少し涼しい、気持ちの良い朝になりました。
会社、本社棟の2階の窓から撮影したのが今朝の写真。一昨日書いたように、お気に入りのコンデジが水分過多によって不具合を起こしてしまったので、ズーム機能が自慢の予備機で、撮影してみたのであります。30倍ズーム。普段のDMC-LX5は、3.8倍ズーム。
普段撮影できんようなもの、撮ってみたくなるのは人情というもの。早速、ズームを効かせて撮影してみたぞよ。これだ。
30倍いっぱいいっぱいにすると上手く撮れんので、これは25倍くらいでしょうか。良いタイミングで撮れたではないか。我ながら、感心感心。
向こうに三宝山のランドマーク、西洋風お城のオブジェ。そして工場の敷地を横切る土佐くろしお鉄道ごめんはなり線の、汽車。2両編成の快速。ヂーゼルカーなので、汽車。電車では、ない。のいち駅を出発するのが朝6:33の、通勤通学列車ですね。これに乗って通学するのは朝練とかのある高校生でしょうか。朝早くからご苦労ご苦労。
汽車の前に、やなせたかしさんが書いたエンブレム。土佐くろしお鉄道の駅には、全部、やなせたかしさんが創作したキャラクターが存在します。この鉄道に関しては、やなせさん、とても思い入れがあって、協力してくださっておりますね。ありがたいこと、ありがたいこと。
やなせたかしさんと言えばアンパンマンで、アンパンマンと言えば香北のアンパンマンミュージアム。ゴールデンウィークとかには、大勢の家族連れで賑わうアンパンマンミュージアム。なんでも、そんな時期の県外客比率は80%を超えるんだとか。山の中なのに、すごい施設だ。
で、昨日の高知新聞にも少し書いてたけど、アンパンマンミュージアムの隣のホテルとか、国が推進する地域経済活性化のファンドが入りまして、まったく新しい形でリスタートしようとしてます。
物部川流域全体を活性化しようというファンドの取り組み。主体となるのが、ファンドによって設立された「株式会社ものべみらい」という会社で、龍河洞やヤ・シーパーク、それにアンパンマンミュージアムに隣接するセレネなどの再活性化を計画する。
素材は良い。ので、都会からの目線も交え、地域の魅力や素材の魅力を最大限に活かした観光地を目指す、という訳だ。
セレネ等、香北地域の活性化を担うために作られたのが「株式会社香北するさとみらい」。で、ほぼ、完成しました。ホテルのリニューアル。
来月、7月12日に、ディズニーリゾートのホテルみたいになってオープンします。
Kahoku Hotel Resort
昨日、内部をご案内して頂きました。「勇気」とか「友情」とか、やなせ先生がアンパンマンに込められた思いを各部屋のテーマにして、そのテーマに沿った色とアンパンマンの絵によって素敵に構成された客室。
レンストランや売店は、宿泊客だけではなくて、アンパンマンミュージアムを訪れた方も利用できるようになっており、子供たちが安心できるようなグッズや、物部川流域の素材を活かした物販が、予定されております。
物部川流域、ということで、弊社の製品も、もちろん色々とお世話になります。ヤギミルクとかもね。
昨日からネットでの宿泊予約が始まったとのこと。昨日見せてもらったけど、素晴らしい部屋と、すごい景色ですな。いや、子供が小さかったら泊まってみたいぞ。
デラックスルームは、天井一面にアンパンマンのイラストが描かれ、大きなお風呂と、壁面にやなせ先生の「詩」が描かれた和室でした。
やなせたかしさんの、思い。それを大切にして、そんな思いをお客様に体感、体験していただこう、というホテルになってます。
やなせたかしさん。
この土佐くろしお鉄道ごめんなはり線にも、香北にも。JRの特急にも。やなせさんの、思い。
みんなみんな 生きているんだ ともだちなんだ