みんなのご厚志を、形に〔5492〕2018/04/29
2018年4月29日(日)良いお天気!
素晴らしいお天気。今日は「昭和の日」。昭和天皇の誕生日で、ゴールデンウィークが始まった。とは言え、僕らのような日配品メーカーに休みはない。工場や工場事務所は、365日休まない。
で、今朝も会社に行ってました。世の中の連休浮かれには関係なく、みんな、粛々と元気よく、仕事に励む風景には、僕は首を垂れるしか術がない。
ありがたいと言えば、昨日のソフトボール。皆の、積極的参加と盛り上がりが、本当に有り難かった。先発した僕が2界に12点を失っても、皆、元気に楽しく過ごしてくれました。相手チームの皆さんには、失礼だったかも知れないので、一生懸命謝っておきました。爽やかに相手くてくれたのが、本当に有り難かったです。本当に。
ありがたいと言えば、こないだ、4月25日の僕の誕生日に、本社営業や事務のみんながプレゼントしてくれた図書カード。僕が何を貰うと嬉しいのか。それを完全にわかってくれて、それを慮ってのプレゼントというのが何よりありがたい。本当にありがとうございます。
で。
行ってました。昨日。ソフトボールの帰りがけに。帯屋町チェントロの金高堂さん。
せっかくのご厚志なので、はやく形にしなくっちゃ、という訳だ。皆さんの気持ちを受け止め、形にする為に、1時間弱金高堂さんの店内をウロウロしました。本屋さんで過ごす時間は、至福の時間だし。
最終的に選んだのが、この4冊。せっかくなので、僕のマニアな趣味の本ではなくて、皆が楽しめる本にしたいな~、と思い臨んだ金高堂ですが、やっぱしこんな選択になってしまった。でも、このプレゼントが無ければ買うこともなかった本も、選択しました。
「天空の地図」。
人類が地球上に誕生してから、どのように天上の世界をイメージし、描いてきたのか。たくさんの絵とともに、その思想史を楽しむことができる美しい本は本体価格2700円。図書カードの威力、恐るべし。じっくりまったり楽しませで頂こう。みんなもきっと楽しめるよね。きっと。たぶん。もしかしたら。
「銀河鉄道の父」は、言わずと知れた今年の直木賞受賞作品。実は、文庫化されるのを待っていたのだけれど、図書カードの威力恐るべし。昨夜、一気に読んでしまった。流石、門井慶喜。直木賞受賞も宜なるかな。父親の気持ちというものに、思わず感情移入してしまう。
「応仁の乱」が売れに売れた呉座勇一が、巷に行き交う陰謀史観を一刀両断しているらしいのが「陰謀の日本中世史」。これはもう、ツボストライクのど真ん中。歴史は史実をちゃんと考えましょう、だもの。
そして「一九八四年」。これは前々から読んでみたかったディストピア物の歴史的書物。金高堂さんに置いてあったのが目に止まったので、購入するに如かず、だ。
お天気の良い大型連休。どっかへ行って楽しむのも良いけれど、普段はできない読書体験をするのも良い過ごし方だと思う。
皆の気持ちやありがたさを噛み締めながら。