今日のにっこりひまわり、連続更新15周年〔5480〕2018/04/17
2018年4月17日(火)晴れ
15周年。
2003年4月17日に、ここ、高知城二の丸でスタートした「今日のにっこりひまわり」も、今日で連続更新15年目を迎えました。皆様に、心より感謝申し上げます。
昨日も書いたように、毎日書くことがキマリになったから続けられたと言えるにっこりひまわり。ブログ連続更新15年、というのは、日本記録かも知れないし、日本記録ではないかも知れません。まあ、内容はともかく、続けることには意義があるんだと、思う。思います。
そもそも。
にっこりひまわりは、弊社がインターネット上にホームページを立ち上げ、そこにどうやってお客様を呼び込むか、ということで始められたもの。毎日、内容に更新がないと、お客様は訪れてくれないからね、と。そんな趣旨だったのに、いつしか内容はマニアな方向へと進んでしまう。マニアな方向であるからこそ続いたという皮肉にして逆説的な結果が、今に続くにっこりひまわりであったりします。
高知の歴史ネタが多いのは、僕の趣味。でも、高知の歴史が趣味となったのは、実は今から18年程前。そう。にっこりひまわりを始めるほんのちょっと前。
あるお店で、土佐史に詳しい先達と偶然出会い、興味深い話を聞かせて頂いたのが、きっかけ。歴史は好き、と言いながら、土佐史については、自分は全然知らないことに気づいて愕然とする。
高知で商売をさせて頂いておりながら、高知のことを知らない、というのはいかがなものか、と思った訳です。
高知の皆さんに愛して頂くためには、まず、自分で高知のことを愛し抜かんといかん。愛し抜くためには、もっともっと高知のことを知らんといかん。そんな危機感から、自分なりの方法で、少しづつ、高知のことを知るようになり、土佐史マニアとなり、ブラタモリ高知編の案内人までやらせて頂く事態となってしまった訳です。人生、何がどうなるのかわからない。
過去のにっこりひまわりを読んでみると、時代の変遷、感じますね。5周年は、こんな感じ。そして10周年は、こうでした。
やはり、節目節目は高知城。高知城でスタートしたにっこりひまわりだから。
今日の写真は、この15年間のにっこりひまわり史上最も早い時間の、高知城。午前3時前の、高知城二の丸。もちろん真っ暗で、天守も夜空に沈み込む。それを、シャッタースピードを落として撮影し、尚且つ明るく見えるように加工ました。手前で僕が天守を見上げ、向こうに高知の街灯り。
ここの風景は、この15年間、全然変わらない。松の木が、少し成長したくらいでしょうかね。でも、この山から降りると、目の前に高知城歴史博物館。財務事務所はなくなった。追手前小学校もなくなって、新しい図書館の巨大な建物。
変わるもの、変わらないもの。
地球の風景を、1日1枚撮影し、文章を添える。それだけのことですが、そこには世の中が写っていたり、します。変わるもの、変わらないもの。
これからも、変えてはいけないものは変えず、変えなければならないものは変え、高知を愛し抜いて仕事していきたいと思っております。
今後とも、どうかよろしくお願い申し上げます!