上岡の道路工事とICT技術〔5426〕2018/02/22
2018年2月22日(木)薄曇り
暖かい朝。もう、春も近い。のか?
明日の朝はまた冷いという天気予報も見えるけど、どうなるんだろうか。
昨夜はお客様と、松原ミートさんでおいしいお肉を食べてました。Iターンで高知へやってこられた松原さん、お肉のマニア。肉焼きのプロであり、ジビエも、自分で獲って来たりするほどの、料理人。昨夜も、春野で捕獲されたハクビシンや、独特の、獣の血液を使った料理など、すごいのをたくさん頂きました。ごちそうさまでした。
で、今朝は少し遅めの出勤。上岡八幡宮さんにお参りしたら、もう、夜が明けてました。お寝坊さんお寝坊さん。
写真は、拝殿前の石段の下からズームで撮影した、参道の向こう側。参道入り口の鳥居の向こうに狛犬、その向こうに、高知東自動車道の工事現場。工事の進捗は、今、こんな感じだ。
同じようなアングルで、2016年5月24日にズームで撮影しているのが、これ。この時はまだ、あの界隈の工事は始まってない。杭が打たれ、整地が行われてました。
で、嘉永年間に建てられ、太平洋戦争の米軍機の攻撃で破壊され、戦争の記憶を伝える為に残されていた鳥居の痕跡が、もう、見納めかも知れない、と書いているのが、その日のにっこり。
でも、戦争遺跡である鳥居の脚は、残されました。少し移動して。今朝の写真にも写ってますね。良かった良かった。公共工事でのこういった配慮は、とても大切だ。
配慮といえばICT。
この写真には写ってないけど、あの横の現場に「ICT技術を活用している」といった内容の横断幕が掲げられてました。ICT技術だって。
IT技術というのは、Information Technologyで、情報技術。ではICT技術はと言うと、Information Communication Technologyで、Communicationという単語が挟まれた技術。日本語にしたら情報伝達技術となるらしい。情報技術と情報伝達技術はどう違うのか。
情報技術は、コンピュータの計算力を利用して、様々な業務改善を行うのに使われたもの。まあ、今は特にIT技術と言わんでも、当たり前の仕事のインフラ。
で、それにCommunicationが加わると、在庫情報や納品情報など、お客様対応の迅速化とサービスの向上が図れたりする、ということだね。
では、道路工事に、どうやってICT技術を活用するのか。これは気になる気になる。ネットで見てみると、ICTの活用でこんなことができるようになる、というのがありました。
意思決定の迅速化ーシステム化されたワークフローで出張先からでも申請の承認、TV会議を使って、出張しなくても離れた事業所とタイムリーに会議。
情報共有、社内コミュニケーションの強化ー外出先からの営業報告でスムーズな情報共有、スマホで撮影した作業現場の写真を添えて即時に完了報告。
なるほどね。うちでも結構やっているではないか。ICT技術の活用。出張先からでも申請承認してるし、スカイプを使ったTV会議もやってます。情報共有もね。
重要なのは、やはり、どれだけ人間と人間の間の関係が密にできるか、ということ。確かにICT使うと便利で、コストも安かったりするけど、あくまで「道具」は「道具」。それをどう活用するかは、人間の知恵と行動にかかってますきんね。
たぶん、この道路工事現場でのICT技術活用は、最後に書いてた、スマホとかで現場を撮影し、報告を迅速化して作業を円滑に進めましょう、てな感じなんではないでしょうかね。
どちらにしても重要なのはCommunication。企業にとって、Communicationは、生命線。目指す空気感の向上も、Communicationを円滑に行うことで、達成されるもの。
ICTと書かれたらすごい特別なことみたいに見えるけど、要は、Communicationが大切だ、ということですな。ICTでもアナログでもね。