仕事と文房具〔5381〕2018/01/08
2017年1月8日(月)雨
冷たい雨。成人式、昨日で何よりでした。良い式典だったみたいですね。
会場の県民体育館前で、シャコタンの車の上に上がったりしながら、ウィスキーの一気飲みをして騒いでいた集団が居た、との昭和な情報も。なんか、今時?てな感じのレトロな風景、見てみたかった。
あんまし騒いじゃダメだよ。嬉しいのはわかるけど。
さて。今日は会社に来てます。本社棟1階。本社営業部の部屋なんですが、そこに僕の机もあります。今日はほとんどの営業さんがお休みなので、一人で、この部屋でお仕事。
いいですね、こんな一日も。頭を使う仕事に疲れたら、ひまわり文庫の本を眺めてダラダラする。休日ならではの会社での過ごし方。善き哉善き哉。
ところで皆さん、どんな文房具用品をお使いでしょうか。文房具は、仕事の能率だけではなく、やる気にも関わってくる重要なアイテム。だと、思う。思いませんか?
特に、企画を考えたり、全体像を検討したり、その詳細を煮詰めていこうとしたりする際には、文房具が重要。だと、思う。思いませんか?
一昨年、千葉県にある国立歴史民俗博物館に行く機会がありました。その時、企画展でやってたのが「万年筆の生活誌ー筆記の近代ー」というのだった。万年筆の歴史と、万年筆で書かれた文献の数々。美しい。細かい細かい文字を万年筆でビッシリと書き込んだ日記もあって、少し感動。いいな~、万年筆。
その企画展では万年筆の販売もしてまして、一番どっさり売っていたのが、プラチナ万年筆の、1000円のやつ。1000円の万年筆がちゃんと使えるのかどうかはわからんかったけど、書きやすそうだったので、購入してみました。
当たり。1000円とは思えない書き心地。すっかり万年筆にハマってしまった。あれ以来、胸にはボールペンに替わって万年筆。何を書くにも万年筆。複写で、ボールペンでないと無理なもの以外は、1000円万年筆で書くようになりました。インクも綺麗だし。
こないだ松山へ愛媛県流通懇話会新年賀詞交歓会で行っていた時、松山市駅で帰りのバスを待つ間、伊予鉄高島屋の7階にある東急ハンズへうっかり立ち寄ってました。高知にはない、好きな空間、ハンズ。
そこでいくつか買い物をしてしまったのだが、その中に、プラチナ万年筆の450円のがありました。プレピーというシリーズ。カラフルで、ペン先の太さにも極細の種類があるではないか。1000円より安い450円万年筆はどんなもんか、興味もあって、買ってきたプレピー。
今朝、ある企画を考えながらノートに書いていくのに使ってみました。良いではないか、良いではないか。450円とは思えないような書き心地。確かに、1000円のには劣るけど、長文を書こうと思わなければ充分だ。
写真手前の、緑と赤と青のが、プレピー。左側のが1000円ので、プレジールというブランドなんですってね。知らんかったけど。
そうそう。万年筆を使う場合、ノートも大切。裏にインクが透けてしまうような薄い紙のは、ダメ。ある程度しっかりした、そして万年筆のペン先が滑らかに走るような、そんな紙質のノートが良い。
冷たい雨の祝日を、そんなこんなで楽しんでます。
井上陽水の「心もよう」に、「黒いインクがきれいでしょう 青い便箋が悲しいでしょう~」という歌詞があったけど、あれは、万年筆。万年筆のインクはきれいで、その美しさは、紙によって引き立てられるから。そんなことが理解できるようになったのも、プラチナ万年筆のお陰だ。