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伊丹空港の地形的存在理由〔5326〕2017/11/14

伊丹空港の地形的存在理由

2017年11月14日(火)雨

大阪。

昨日の夜遅く、高知から汽車でやってきました。昨夜は降ってなかったけど、朝起きてみたら雨。その雨の中、傘をさしててくてくと伊丹空港。

Jr.2号のアパートは、大阪府豊中市にあります。そこに泊まると、大阪空港までは徒歩10分。う~ん。便利だ。

高知空港には、よく、会社から自転車で行きます。でも伊丹空港へ徒歩で行けるようになるとは思いませんでした。それだけ街中にあると言える、伊丹空港。

伊丹空港と呼んでますけど、正式には大阪国際空港。今は国際線のほとんどが関空発着なので、やっぱし、伊丹空港という名前の方が呼びやすいでんがなまんがな。

 

ここに空港ができたのは昭和14年のこと。大阪第二飛行場として、整備されたんだとか。では第一飛行場はどこだったのか。

それは、木津川飛行場でありました。陸上と水上の両方の飛行機に対応した飛行場で、どんどんと航空機が増えた時代に、その需要に耐えきれなくなってきたので、大阪と兵庫の県境に新しくつくられたのが、大阪第二飛行場。

戦争中の陸軍飛行場を経て、戦後は米軍の「伊丹エアベース」。

そう。米軍が伊丹エアベースと呼んだので、その名称が継承されて今も伊丹空港と呼ばfれるんだと言われてます。

伊丹空港だけど、今、僕がこのにっこりを書いているロビーは大阪府豊中市。なかなかややこしい。

その、米軍の伊丹ベースであった頃の航空写真が、これ。周囲は田園地帯。そう。田園地帯でないと、飛行場なんかつくれない。その後、どんどんどんどんと都市化が進んで街中の飛行場になったことが、この航空写真からもよくわかる。

ちなみに現在の航空写真は、これ。見比べると、飛行場の大きさ、滑走路の長さ、周辺の環境などが様変わりしていることが理解できます。

 

伊丹エアベースの頃は、豊中から箕面にかけては自然豊かな丘陵地帯。こないだも書いたけど、そんな丘陵に農地を開発するために、たくさんの溜池がつくられてます。蛍池みたいな。洪積台地は、地盤は硬いけど、水はけが良すぎて農地には適していないので、農地にするには灌漑用水が必要。

でも、この伊丹空港がある場所は、洪積台地に挟まれた扇状地であることが、この地理院地図土地条件図でわかります。

宝塚の北の猪名川町から流れてくる猪名川という川が洪積台地を開削して広げた扇状地。この地形を見るかぎり、豊かな農地として昔から利用されてきた場所であることは想像できますね。できますよね。

 

写真は、空港の北側から蛍池方面へと向かう道。向こうが蛍池。

この道路が途中から上り坂になっているの、わかりますでしょうか。そう。あの坂の上は洪積台地。いや、更新世段丘か。

いずfれにしても、硬い地盤の水はけの良い土地で、今は北摂の住宅街が広がります。で、坂の下は扇状地。扇状地の広い平野を利用して飛行場が開かれ、今も大阪国際空港として利用されているという歴史。

土地条件図で見れば、ここしかない、みたいな場所につくられてますね、伊丹空港。

 

あまりに住宅街になったので廃止にしよう、てな議論もあったようですが、やっぱし便利な伊丹空港。近在の皆さんには申し訳ないですが、大阪の飛行場は、伊丹空港。便利な空港です。歩いて行けますきに。


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