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ユキノシタ、マムシグサ〔5152〕2017/05/24

ユキノシタ、マムシグサ

2017年5月24日(水)午後、少し降り始めた

お昼までは曇り。昼過ぎになって降り始めました。静かな雨。雨は今日明日だけで、また晴れた日が続く予報。梅雨入りはまだすこし先。

雨に濡れるのが似合う植物の一つに、ユキノシタ。

写真は、会社の、僕の部屋の前。緑地の、ヤマモモの木の横にユキノシタ。元々ここに生えてた訳ではありません。何週間か前、円行寺の岡崎牧場へお邪魔した際に、道端の斜面に夥しいユキノシタが自生しているのを発見。岡崎牧場のご主人、鹿嶋さんのご了解を得て、いくらか、根っこごと採取してきたのであります。

で、本社棟の裏手、日陰になる場所に植えてみました。増えるかどうかは、知らんけど。

でも、花が咲き始めました。まあ、取り敢えず、ひと安心だね。

ユキノシタの花、こんなんでしたっけ。ユキノシタの葉っぱは目立ちますし、いろんな水気の多い場所に生えてますので、よく知ってます。が、花を意識してみたことなかった。こんな花だったのか。葉っぱは地ベタへ広がるのに、花は垂直に屹立する。なるほど。

ユキノシタと言いますと、葉っぱの天ぷらですよね。Jr.1号2号が小さい頃、鏡村の、旧鏡第二小学校跡地にできた交流館でのイベントで、ユキノシタの天ぷらを食べたのを鮮明に覚えてます。

竹を割って、流しそうめんもやっていた、あの夏の日。

ユキノシタの葉っぱの裏面にだけ衣をつけて天ぷらにしたのを「白雪揚げ」と呼ぶそう。おいしいですよね、ユキノシタの天ぷら。

 

大学生の頃。

僕は、野草を食べるサークルに入っていた。その頃は結構人気で、いくつもの班に分かれ、毎週のように秩父や多摩の山へ入っていっては野草を採り、その場で調理して、食べる。おひたし、酢味噌和え、天ぷらなどの料理方法が定番。

どの植物が食べられるか、食べられないか、という知識は、先輩から後輩へと伝えられてゆく。で、知識が豊富になっていく者もいれば、僕のようにいつまでたっても覚えない不届き者も、いる。そんなサークルだった。

はこべとか、ユキノシタとかは、よく知られた天ぷら定番植物なので、下級生は使いません。下級生は、もっとマイナーで、どんな味なのかわからんような、僕らにとっては未知の植物にチャレンジしてました。ああ。意外においしいのもあれば、強烈なのも、ある。

一年生の夏合宿で、必ず一年生が受ける洗礼。それがマムシグサ。

合宿所では、下級生は結構大変。忙しい。そこである日、上級生が下級生の労をねぎらう、ということで野草を料理してごちそうしてくれるのであります。

そして。

「これが野草料理の王様で、これほど美味い野草は他にない。珍しいものなので、君らに特別にご馳走してあげよう。」などというもっともらしい口上のあと、上級生たちがそれぞれ趣向を凝らした「マムシグサ」料理を運んできて、僕ら一年生に食べさせる。たくさん、食べさせる。

最初は「うまいうまい」などと言いながら、食べる一年生たち。

しばらくすると。口の中が痛くなる。最初は少し。徐々に強烈に。特に、唾を飲み込んだりしようとすると、喉に激痛。水を飲もうとしても、激痛。痛い。水も飲めない。一年生はその辺でのたうちまわり始める。そしてそれを取り囲む先輩たちの不敵な笑顔。

その痛みは一晩中続き、翌朝になってやっと回復してくる。

毎年毎年繰り返されるというこの不思議な儀式は、新入生にバラされることなく、そして絶えることなく、続けられていた。

 

先輩がもっともらしい顔をしながら講釈を垂れるには。

野草を食べるのは良いが、本当に怖い命に関わるような毒草も、ある。痺れと痛みを発するが命には別条のないマムシグサを新入生に食べさせることで、毒草の怖さを、身をもって体験させるのだ。

 

もっともらしいが、それだけか?

面白がってないか?

結局、一年生達は、来年の新入生にマムシグサを食べさせるという目標を胸に刻み込み、その日が来ることを楽しみに、一年を過ごすのであった。

ユキノシタを見ながら、そんなことを思い出してしまった。ユキノシタ、この花はどんな味がするんだろう・・・


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