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ひまわり文庫、5月の新刊〔5136〕2017/05/08

ひまわり文庫、5月の新刊

2017年5月8日(月)快晴!

良いお天気。連休も明け、気分スッキリ!
爽やかな5月を満喫しながら、仕事仕事!

で、早速、ひまわり文庫の5月の新刊をご紹介しようとしてましたら、4月の新刊をご紹介してなかったことに気付いたのである。いかんいかん。そんな訳で、今日は2ヶ月分の新刊をまとめて。

左側に横積みしているのが4月の新刊。全部ではありません。もう、書棚に入れてしまったので、どれが4月新刊だったのかわからんなった本もあるので。
で、マイブームの出口治明さんの本は2冊。特に経営者は、「左右の書 貞観政要」は読んじょかんといかんでしょう。「人類と気候の10万年史」は、福井県の水月湖という湖に堆積した土砂の年縞が、世界一正確な年代がわかる堆積物であることを発見した著者たちが、その詳細な解析を行いながら極めて有意な地球環境の研究を行ったもの。これは、すごい。「老いる家崩れる町」は深刻な現代の話で、「本当はひどかった昔の日本」は、過去に幻想を抱く人々への警鐘。

万城目学は面白いです。ワンパターンの万城目ワールドですが、痛快丸かじりなのが、良い。
あと、地味な新書なのにSNSで話題になって、34万部も売れたという「応仁の乱」もありますが、現在貸し出し中。

と、簡単に4月の新刊を復習しまして、5月の新刊。

5月のお勧めは、なんと言っても「クリミア戦争」。
この戦争は、現代社会に大きな教訓を残した戦争なんですね。ナイチンゲールが活躍した戦争、くらいのイメージしか無いと思いますが、本当に重要な戦争であったことが、この本でよくわかる。マスコミが登場し、マスコミに煽られた世論が引き起こした戦争、という意味でも、世界初。中世の戦争から近代の戦争への転換点であったことも、重要。戦争が始まった頃には電信がいきわたっておらず、戦争を通じて、そんなインフラが整備されていく。
どの国にとっても、別にやる必要もなかった戦争、ということは、後世になってわかること。しかし、どうして戦争になっていったのか。各国の、自国を有利に導くための戦略に、マスコミ報道や世論が絡んできてにっちもさっちもいかなくなる。
英国のロシア嫌いは、多分に、マスコミ報道によって形成されたものだが、いつの間にかそれが「事実」として広がっていく過程は、非常に興味深い。
今、この本を読むことは、とても意義があることだと思いました。ネット社会が世論を形成する現代、どうやって、戦争を防ぐのかのヒントがここに、ある。大著なので読むのは大変ですが、一読の価値、あり。

今月の出口先生は、「都市の世界史」。相変わらず、面白い。
「安倍でもわかる保守思想入門」は駅の本屋さんでうっかり買ってしまいましたが、なかなか、勉強になります。「保守」とは。保守は右寄りのこと、ではないです、はい。
「国家神道と日本人」を書いた島薗進さんは、社会と宗教の関係を実にわかりやすく解説してくれる宗教学者。現代日本の社会と、国家神道の関係を解く。

「夜のピクニック」。売れっ子作家で、本屋大賞と直木賞を同時に受賞した恩田陸の、売れている本。恩田陸の本、本屋さんに積み上げられているので、一度は読んどかないとね。読みました、はい。

相変わらずの西澤保彦ワールド「回想のぬいぐるみ警部」は、相変わらずでテッパン。

そして。
家から持ってきて、ひまわり文庫に加えた本「農的循環社会への道」「農的小日本主義の勧め」。著者の篠原孝は、民進党の衆議院議員。農水省OBで、菅内閣のときに農林水産副大臣をつとめた、一次産業に対しての知識と理解がとても深い人物。
この本の題名からも分かる通り、かなり、まっとうな農業通。こんな人物に農政をやってもらいたいな、と思わせる、佳い本。

と、まあ、こんな感じの新刊でした。
さあ。仕事仕事!


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