愛すべき高知県人〔5121〕2017/04/23
2017年4月23日(日)いや〜、良いお天気!
本当に良いお天気の日曜日。なのに、僕は今日は用事がいっぱいで、山にも行けない。この良い天気の中、室戸では、高知ファイティングドッグスの試合があって、行楽がてら観戦に出かけている友人もいます。楽しいろうね〜。
実は昨日の午後。とある会合へ行く途中、高知球場に立ち寄りました。四国アイランドリーグplus、高知ファイティングドッグスvs愛媛マンダリンパイレーツの試合だ。ひょっとしたらマニーが出場するかも知れん、ということで、たくさんの観客が訪れてました。
高知球場は自転車で行けるし、気軽に楽しめるのが良い。いや、これはなかなか良い娯楽です。選手と観客の関係性が近くて、一体感があるんですね、これが。昼日中、皆、ビールや酎ハイを飲みながら寛いで観戦してました。
一つ、際立って興味深いこと。
観客席には応援のリーダーが居ないんですね、高知FDには。他のチームの応援は、結構組織立っていて、一体感のあるまとまった応援。プロ野球とかによくある、あんな感じの応援。
高知FDはどうか。
これがもう、一体感が無いこと無いこと。メジャーリーグとかでは、日本みたいに鳴りものや応援リーダーみたいなのはなくって、それぞれが自由に楽しんで応援するスタイル。では高知FDもそうかと言えば、そうではない。
「みやした チャッチャッチャッ!」とか声を張り上げてやっているおじさんが居て、その周辺の人は、それに合わせ(釣られ)て応援する。別の場所では、全然違うテンポで「かっとばせ〜 み〜やした〜」とメガホンを叩きながらやっているおんちゃんが居て、周囲はそれに合わせる。また、別の場所では、全然別のペースでやっている。
混沌。カオス。
決して、他の集団に合わせようとはしない。自分たちが、自分たちのペースで応援するのが義務であるかのように。ホント。絶対に合わせないんですね。すごい。高知県人だ。
で、やっている人たちは、主に自分たちの応援が聞こえているのでカマんのですが、少し離れたところで聞くと。例えばグランドの選手とか、三塁側のスタンドとかから聞くと。
これはね、もうね、カオス。すごい不思議な、シュールな雰囲気。混沌。カオス。
こりゃあ、バッターもタイミング狂わされそう。そんな不思議な高知FDの応援風景は、いかにも高知県人らしくって、楽しかったです。
写真。
今日は朝から会社に来てます。で、以前買うてきちょった「カツオ人間ラーメン」、食べました。煮卵とじゃこ天を乗せて。野菜は「菜食健美」で摂取。
名前からしてカツオ出汁のあっさり風を想像するぢゃあないですか。ところが、実際は意表をつく。辛味噌味なんですね、これが。
この「カツオ人間」というキャラクター自体、県や市がつくったものではなくて、民間の方が勝手につくった不思議な存在。世の中のゆるキャラブームに背を向けた、かなりシュールなキャラクターであるのはご承知の通り。で、カツオ人間ラーメンも、また、有りがちな方向には走らず意表をつく。
昨日のFDの応援にも共通する高知県人らしさが、ここにもあるような気がします。しませんか?
でも、やはり、愛すべき高知県人。
僕らも、商品づくりやプロモーションに於いて、高知県人であることを忘れず、高知県人らしいやり方でやっていくことも重要かな、と、思いました。やりすぎちゃあいかんけど。