業平橋駅とスカイツリー〔5118〕2017/04/20
2017年4月20日(木)晴れ!
そんな訳で今朝は東京。浅草界隈に泊まってました。それにしても外人、多い。
今朝も4時半に起き出して、下町RUN。東京出張の朝は築地RUNが定番ですが、築地も、まだしばらくはあのままみたいなんで、今朝は本所亀戸界隈にしてみました。腰の状態は随分良くなってきましたが、まだ、無理はせられません。無理せられんのと、運動せんといかんのとのバランスが微妙ですな。
出張先で朝走る理由の一つに、その町の様子を自分の足で確かめる、というのがある。
こないだ、飛騨高山出張の朝RUNでは、あの町には、飛騨酪農組合さんの宅配の受箱がこじゃんと多い、ということが確認できました。高速道路が通って便利になっても、今も、飛騨牛乳と書いた受箱が多いのは、すごい。
東京の下町はどうなのか。
今朝は、下町探検。東京の下町は、狭い中にも、キチンと凝縮されたように家が建ち、独特の雰囲気を醸し出す。大都会であり、歴史も感じさせ、人々の息遣いが聞こえて来る町。
玄関脇に牛乳の受箱があったりすると、本当に、息遣いが聞こえる気がしますな。職業柄。
やはり、東京の下町に並ぶのは、大手乳業の受箱ばかりなり。興味深いのはですね、同じメーカーの受箱なのに、供給している販売店が全部違ったこと。これは、びっくり。同じM乳業さんの受箱を7つ見つけましたが、全部、供給業者が違う。同メーカー内での競争が熾烈であることがよく判る。こんな感じの東京の牛乳宅配事情。
さて。
こないだ、東京のお客様から、一部の限られたお店でしかひまわり「菜食健美」が買えない、なんとかして欲しい、とのご要望を頂戴しちょります。さあ。東京で「菜食健美」を宅配する作戦を考えよう。
それはともかく、こんな表示板を発見しました。墨田区広域案内図。この図に描かれた鉄道線路と駅名をよくご覧ください。「なりひらばし」という駅が、見える。
そう。東武伊勢崎線の業平橋駅だ。
今は業平橋という駅、ありません。2012年3月に、とうきょうスカイツリー駅という名前になってしまいました。なので、「なりひらばし」と書かれた表示板は貴重。
スカイツリーについては、2008年11月に、工事が始まった現場を撮影したのから始まって、2009年4月、2009年6月、2010年2月、と、その出来上がっていく風景をご紹介してきました。
で、2012年に開業し、もう、5年。ああ。年をとると光陰矢の如し。ああ。
業平橋駅は、そのネキに業平橋という橋があるのに由来。その橋名は、かつてその近くに業平天神があったことに、由来。その天神様は、在原業平が亡くなった場所に建てられた業平塚に由来する、という、由来しまくりの駅名でした。
業平塚については、まあ、伝説の類いではあるようですが。時代の変遷とともに、伝言ゲームのようにできあがっていった伝説かも知れません。
今朝は、東京スカイツリーを背景に、とうきょうスカイツリー駅になってしまった業平橋駅の駅名を撮影してみました。