牛島と橋と新幹線〔5082〕2017/03/15
2017年3月15日(水)晴れ!
今日は出張で本州方面へ。
いつものように、坂出駅前に車を停め、マリンライナーで岡山、そして新幹線。朝の瀬戸内海はいつものように美しい。マリンライナー車窓から撮影してみました。
左上に写っている島は、牛島。その右手は大きな本島。本島は大きいですが、牛島は、周囲4kmの小島。ネットで調べてみると、知る人ぞ知る夢の島、とのこと。おう。素晴らしい。
丸亀市のホームページによりますれば、2016年1月1日現在、7世帯10人が暮らす、島。7世帯で10人ということは、ほとんどが、一人暮らしということか。
なんでも、江戸時代には、「瀬戸内の海上王」と呼ばれた丸尾五左衛門という人物の廻船の本拠地として栄えたのだそう。近代になってからはノリやワカメ、そして、みかんの島。周囲4kmと言いますと、瀬戸内海の有人島の中でもかなり小さい方。
で、なんとですね、アイランドガールという名前のゲストハウスが1軒ありました。牛島出身の女性がアメリカ人男性と結婚され、牛島にUターンしてきて運営しているという、ゲストハウス。もちろん古民家だ。これはなかなか魅力的。
人口10人の、何もない島で過ごす夜。
ちなみに、2014年3月時点では、9世帯12人が暮らしていました。2011年頃には、20名弱、となってます。どんどん、減っていく、人口。しかも一人暮らし世帯が多い。これからどうなっていくんだろうか。
丸亀から本島へ向かう定期船が、1日に1便だけ、牛島に寄港するにかありません。時刻表がありました。昼の12:25に牛島へ着く船に乗り、14:21に牛島を出発するやつで丸亀へ帰れるではないか。これは、行ってみたいぞよ。
ところで、手前の、橋の構造。以前にも話したことありますが、この、現在の線路の外側スペースは、将来新幹線を通すときのためにつくられている、スペース。ご存知でしたか?
最近、少しづつ、四国新幹線の話が出てくるようになりました。さてさてどうなるのでありましょう。
人口10人の島と、将来の新幹線のためのスペース。なんか、日本の社会の縮図がこの風景にあるような気が、します。
まあ、瀬戸内海に橋が架かったおかげで、大阪や東京で、弊社の特徴ある商品が販売できたりもするんですけんどね。
今から向かうのは滋賀県の南彦根。そこに本部を置く平和堂様に、こだわりブランド「E-WA」というのがあります。で、「E-WA」の乳しぼりをした日がわかる低温殺菌牛乳、弊社がつくってます。今までは1リッターサイズのものだけだったんですが、この度、500mサイズもできました。
そんなこんなの商品も、瀬戸内海に橋がかければ実現しちょりませんでした。