UFO船の伝説と建国記念日〔5050〕2017/02/11
2017年2月11日(土)晴れ!
昨日、高知の市内でも雪、降りました。ようやく冬本番、という感じ。
今日明日まで、日本中、雪が降るような冷やい日が続くにかありません。ああ。雪山、登りに行きたい。しかしそういう訳にも参らんのが、残念。雪山、行きたいです。
ここは横浜。高知市の、横浜。左手が漁港。
この、浦戸湾から入り込んだ河口のような場所に、昔、UFO船の基地がありました。こんな感じで。2008年3月17日に発見したUFO船基地。
ここに、何基ものUFO船が、ひしめくように係留されていました。
最後のUFO船を撮影したのは2012年11月13日のこと。もう、6年以上も前になるのか。
それ以前は、浦戸湾や鏡川は、UFO船があるのが当たり前の風景だった。
一番最初にご紹介したのは2003年4月25日。ああ。僕が42歳になった日だ。あれから幾星霜、てな感じですな。いや、まっこと。
以前にも書きましたが、その少し前、まだJr.1号が小さかった頃、フェスティバル土佐鏡川まつりの際にUFO船が鏡川で運行され、乗ったことがあります。あれは本当に貴重な体験でした。その前、UFO船で宴会しよう、などとバンドマン連中で企画を立てたことがありましたが、実現しませんでした。今にして思えば、残念なことをしたもんだ。
ところで今日は建国記念日。ご承知の通り、戦前には紀元節とされて祝われていた祝日を、戦後も戦後、昭和41年になって建国記念日としたもの。2月11日。
2月11日が紀元節になったのは、どんな経緯かご存知でしょうか。
もちろん、古事記や日本書記で神武天皇が即位した日、とされちゅう日であるのはご存知ですよね。で、その日は、日本書記に「辛酉年春正月、庚辰朔」とあるそうで、そこから推理を働かせた人が居ました。明治5年のこと。で、明治3年1月29日、つまり旧暦の明治6年1月1日が、神武天皇が即位したという記念日に定めることにした訳だ。そして、その日を「紀元節」と名付けた。名付けたのは明治書記の役人さんなんですな。
ところが。
これだと、旧正月と同じで、庶民は旧正月を祝う日、と、勘違いして有り難がらない。そこで、神武天皇即位の日を定め直して2月11日にしたんだって。
まあ、かなり無理矢理。文部省天文局が計算したんだそうだが、その方法は明らかにされてないとのことですきんね。
そんな感じの紀元節。
自分の国がいつ始まったか、ということについて、ある程度の目安があった方がね、わかりやすいね。ということなんでしょうか。
まあ、明治になってから無理無理つくられた事柄が、日本の昔からの美しい伝統である、と喧伝されることはこれに始まったことではないので、目くじらをたてるつもりはありません。
まあ。建国記念日って、こんな感じで、神道を利用して国家をまとめようとした、時の為政者たちの構想のもとにつくられたものに始まる、てなことを知っておくのも、良いかも知れません。
ここにあったUFOの基地も、いつしか無くなってしまいました。ここにUFO船があった、という人々の記憶が、遠い将来、ここに、宇宙とのつながりがある不思議なスポットがあった、という伝説になり、何かの信仰の総本山になる、なんてことが起きたら、面白いね。おこらんけど。
でも、物事の始まりと、それが後世どんなに理解されていくのか、という関連性については、そんなもんかも知れません。