深夜の電話ボックス〔5028〕2017/01/20
2017年1月20日(金)薄曇り
このにっこりのルールとして、その日に撮った写真を使用する、というのがあります。まあ、僕が勝手に決めちゅうだけなんですが。
で、この写真。昨夜、飲み会からの帰りがけに撮影した、はりまや橋交差点界隈の写真。日付が教に変わってましたので、ルール上はOK。昨夜、お客様と高知大学の先生と一緒に飲んでまして、気がついたらこんな時間。ビックリビックリ。お蔭で、今朝はお寝坊さんになってしまった。
なんで、こんな場所を撮影したのかは、謎だ。撮影したことは覚えてますが、どんな気分で撮ったのかは全然覚えてません。
たぶん、今は珍しくなった電話ボックスの集合を撮りたかったのではないかな。そんな気がする冬の朝。
そう。あの場所、今は3つの電話ボックスが並んでますが、昔はもっとたくさんの電話ボックスが並んでましたよね。ここがデパートであった頃。今はパチンコ屋さん。
携帯電話の圧倒的にして急激な普及により、突然需要が急減した、公衆電話。もう、しばらく使うたこと、ありません。誰か使ってるんでしょうかね。
僕が営業の仕事を始めた頃はポケットベル全盛でした。なので、電話ボックスの位置が、かなり頭に入ってましたよね。ポケベルが鳴ると、公衆電話、でしたので。
最初はピー、ピーという音だけのやつ。そのうち、メッセージが表示できるタイプのが登場し、ポケットベルは全盛期を迎える。
しかし携帯電話が登場。どんどんと普及し始めると、ポケットベルは姿を消し、公衆電話も使わんなっていきました。ああ。つい、こないだのことのようだ。
誰かが言うてました。あの電話ボックスを撤去せずに置いてあったら、今頃、日本はWi-Fi大国になっていたのではないか。そうだ。その通り。
外国に行ってみて思うのは、日本のWi-Fi環境が実に遅れている、ということ。いや、ホント。
あのどこにでもあった電話ボックスをWi-Fiのアクセスポイントにしていたら、すごい便利なことになってました。
NTTは、そんなこと考えんかったのかな。
と、思うて調べてみたら、昨年からNTT東日本が電話ボックスをWi-Fiのアクセスポイントに利用し始めた、という記事があるではないか。やっと始めたのか。本当に、やっと。
まだ、全国的に普及、という訳にはまいらんにかありませんが、今も、気をつけて見てみると、まだ残されている電話ボックスは、意外と多い。もっと早くに始めちょったら、ものすごい便利なWi-F-大国になっちょったでしょうけど、まあ、それはそれ。
これはもう、しゅっと進めて欲しいところですよね。電話ボックスが減らんうちに。
ここには西武百貨店がありました。その前はとでん西武で、その前が土電会館。映画館も二つあったので、よく利用しました。ディズニー映画の封切りも、ここで観た。
写真の左手界隈の一階部分はバスのターミナル。こんな感じで。待合室もありました。こんな感じで。中学生の頃からよく利用したもんです。
これが、土電バスターミナル最後の日の画像。そう。こんな感じでした。
風景が変わり、社会インフラもどんどんと、変わる。不要になるもの、必要になるものが、どんどんと変化していく。不要なものを発想の転換で利用し、その時代に必要なものに変えていく、というのは、良いことだと思いました。どんどんやりましょう。今のうちに。