高知はよさこい〔483〕2004/08/11
2004年8月11日(水)快晴!
今日はよさこい2日目。高知でよさこいというお祭りは特別な意味を持っちょります。この写真でも、また、文章でも伝えることのできんエネルギー、それがよさこいです。
基本コンセプトは「何でもあり」。ルールは、「鳴子を持って踊る」「踊りながら前進する」だけでした。今は、地方車の寸法や音量などにかなりの規制がかかるようになりました。それでも、数年前に、自転車にラジカセを積んだ2人組の女の子のチームが出場し、翌年慌てて最低人数制限を設けるなどという「あやかしい」規制を創設したこともありました。このよさこいの全国的な隆盛は、自由さとチームワークのバランスが日本人の若者にストンとはまったことから来ちゅうがでしょうね。
北海道の「よさこいソーラン」は、高知のよさこいを見て感動した学生さんが北海道で始めてブレイクしたお祭りです。それが全国に広まったがです。
けんど、ひまわり太郎はその乗りがいやながです。よさこいは創作ダンスの発表会や無いがです。みんなが楽しい「お祭り」ながです。それぞれの強烈な個性を発揮する楽しい「お祭り」ながです。
今年は、久し振りにじっくりと色んなチームを観察することができました。和風の、決めの多い踊りは少しだけ減ってはきましたが、やはりまだまだ主流です。ひまわり太郎は、それが悪いとは言いませんが、そればかりにみんなが走るのがいやでいやでたまりませんでした。
もっと、みんなが楽しめる「何でもあり」の「お祭り」(絶対に「イベント」ではないのであります)になったとき、よさこいはもう一皮剥けて、すばらしいものになっていくと思うがです。
このお祭りで「ひと儲けしちゃお」などと思う人が居るうちはすばらしいもんにはならんと思うがです。
写真は、このお祭り唯一の人数制限の無い団体「高知市民憲章踊り子隊」が帯屋町に入ったところ。キチンとはしてませんが、バンドも音楽も素晴らしい、そしてとても「自由」なチームなのであります。これが「よさこい」の原点であり、「心」であると思います。