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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

十市の海〔4659〕2016/01/17

十市の海

2016年1月17日(日)曇り

今日は、用事があって会社へ行っちょりました。日曜日なので、会社からの帰りは、ちくと遠回りで走ってみることにしました。南国高知海岸ラン21km。

物部川沿いの会社を出て、田んぼの中の道を南下、高知空港の滑走路に突き当たります。で、滑走路の下をくぐり抜ける道路を通って前浜へ。
海岸ルートを走る際は、いつも、海岸に一番近い道路を通ります。が、今日は明るいので、海岸の堤防を走ってみることにしました。どこまで行けるのかは知りませんが。

海岸の堤防。
あちこちで、津波対策の補強工事が行われよりますね。なので、海岸に降りたり畑を通ったり、という紆余曲折を経ながら、それでも、ずうっと走れました。
結局、種崎の海水浴場まで、概ね走れるようになっちゅがですね。高知新港の西側からは、浜に降り、浜の道。途中からは砂浜。その砂浜を向けると、懐かしい種崎の海水浴場だ。
そこから堤防沿いに種崎半島の突端をまわり、そして県営渡船で御畳瀬へ。
やっと、乗れました。
御畳瀬から長浜へ出て、そこからバスでモンて来ました。良い、帰宅ラン。

さて。
海岸の堤防を走りながら考えること。それは、その場所で南海トラフ巨大地震が発生したら、どこへ逃げるか、ということ。結構気になります。
避難タワーが見えていれば、そこまでどれっぱあの距離があるろうか、と考える。山が近い場合は、山までの距離を考える。

そこで思うたのが、来月、2月14 日に開催される高知龍馬マラソン。あの、10,000人近くが参加する市民マラソンは、後半、ずうっと海岸近くの道路を走るではありませんか。
まあ、実行委員会も、その辺はもちろん認識しちゅうとは思いますが、もし、巨大地震がレース中に発生した場合、ランナーが居る地点によって、どこに逃げるのか。
もちろんシミュレーションはしちゅうと思いますが、ランナーにも、わかるようにしちょいちゃった方が良いですよね。結構、皆、気になりゆうかも知れません。そんなことを。今日、海岸を走りもって思いました。

さてさて。
ここは、十市の海岸。とおち。
いや〜、デジカメに搭載されちゅうアートの機能、今迄触ったことも無かったのですが、今日は遂に触ってしまった。この画面は「インプレッシブアート」というモードで撮影しったもの。う〜ん。なんか、アートだ。
小生が中学生の頃、こんな感じの写真でロックのレコードのアルバムジャケットが作成されたりするがあ、流行った流行った。そんなことを思い出してしまう、堤防と海の風景。

この海。
以前にも書きました。白鳳時代。天武天皇13年(684年)10月14日に、南海トラフ巨大地震が発生したとされます。その際、土佐の海岸にあった広大な集落が陥没、海に沈んだ、という伝説があります。その集落を黒田郡(くろだごおり)と呼ぶ。
県内各所にその候補地があって、最近になって高知大学海洋コア研究センターと海洋研究開発機構の若手研究者たちが、科学的に調査してみよう、と動き始めた、という話を、11月25日のにっこりでもご紹介しました。
その黒田郡ん有力候補地の一つが、十市沖。つまり、この、海。この辺。

この海に、かつて、繁栄した街があったのかも知れない。
地震で沈んでしまった、街。

今日で、阪神淡路大震災が発生してから21年になります。
地震で沈んでしまった伝説の地を走りながら、地震のことを考える。


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