子山羊〔4351〕2015/03/15
2015年3月15日(日)雨
雨がそぼふる日曜日。中心商店街では、昨日に引き続いて「日本一の大おきゃく」が繰り広げられゆうことでしょう。
昨日は、東京からのお客さんを迎え、勉強会をやった後、街へ。高知へは何度も来ておられます方ですが、街中で賑やかに飲みまわる風景にはビックリしておりました。なんか、日本ではない独特の雰囲気が溢れてるよね、とのこと。最大級の賛辞と承りました。
今日は、午前中、日曜市と生産者さんをご案内。雨ですが、なかなか楽しんでくれました。朝っぱらから酔客で溢れるひろめ市場、おばちゃん達との会話が楽しい日曜市、などなど。
彼は、渋谷に住んでおります。で、最近の模様を尋ねてみますと、とにかく外国人が増えた、とのこと。それも欧米系の。
明治神宮で古い文化に触れ、竹下通りで若い女性のカルチャーに触れ、オタク文化にも浸かり、そして表参道で高級ブランドのお店に立ち寄る。異質なものが狭いエリアに混在するのが不思議なようです。
で、ビックリしておりますのが、高知での外国人の少なさ。ホントに外国人、見ないよね〜、と驚いておりました。そうですね。近年、大都市圏や外人受けする観光地以外にも、外国人観光客の姿を見るようになりました。が、確かに高知には、本当に少ない。
マーケティングに強い彼の話だと、高知でも、例えばひろめ市場みたいなところでも、外人さんに丁寧な説明をするホームページなどで情報発信することで、結構喜んでもらえるよ、とのこと。あと、地元の人間が外人にこれが受ける、などと考えても間違うケースが多い。その辺をきちんとリサーチし、適切な情報を発信していくことの重要性。勉強になりました。
東京オリンピックに向けて、どこの地域もインバウンドに躍起になっております。
高知なら。ちくと違う視点で、面白いインバウンドを考えてみんといかんがかも知れません。高知でしかないインバウンド。面白ければ、遠くてもわざわざやって来る、という外国人に、他にない、面白い高知を提案してみたいですな。
さて。ここは南国市の川添ヤギ牧場。
まだ、頭数は少ないですが、搾乳用のヤギを増やしているところ。ゆくゆくは100頭規模にして、日本でも珍しいヤギ乳の生産拠点にしたいとの思いを持っております。今日もヤギ乳をご馳走になりましたが、なかなかコク味があって、美味しい。
チーズにするなら、思い切って特徴のある、かなり強烈なものに仕上げて欲しい、と、東京からのお客さんも話しておりました。小生もそう思います。せっかくのヤギですきんね〜。
それにしても、この子山羊の可愛さよ。
一頭一頭、顔が違う。で、角があったりなかったり。
まだ、ヤギというのは、日本では一般的ではないので、山羊群でもかなりのバラツキがあるようです。搾乳量も、多いヤギだと1日4リットル以上搾れるのに、1リットルくらいしか搾れないのも居る。なるほど。これからですね。
それにしても、この子山羊の可愛さよ。