豚太郎のみそカツラーメン〔4238〕2014/11/22
2014年11月22日(土)晴れ
昨日は、鳥取県の酪農家さんを迎え、勉強会をしておりました。
弊社に生乳を納めてくださりゆう酪農家さんだけでつくっちゅう組合があります。高知県中央酪農組合連合会。何故、「中央」かと申しますれば、幡多地方はまた別の組織になっちゅうきです。その組合の研修会。せっかくですき、乳牛の共進会(品評会のようなもの)に熱心に取り組みゆう団体の若手酪農家や、県内各地の関係者、酪農家さんにも声をかけたところ、50人も集まってしまいました。
講師は、鳥取県琴浦町で酪農をやっておられる岡村さん。まだ30代ですが、実に勉強家で、乳質の向上などに熱心に熱心に取り組んでおられます。で、かなりの成果を挙げておりますので、ぜひ、一度、そのお話を聞いてみたい、ということになった訳です。いや〜、岡村さんも凄いですが、それを一生懸命参考にしようと聞き入り、質問を浴びせる高知の酪農家さんたちも、非常に頼もしく感じた1日でした。
お昼から、後免の浜すしで研修会、そして宴会。
高知市内に移動し、鳥取の方々にもひろめ市場を堪能して頂きました。そして柳町へ。午後1時半に飲み始め、さて、何時に飲み終わったのかは記憶にありません。夜中。鳥取の方も、高知の飲み方には呆れが天向いちょったかもしれません。反省反省。
さて。
そんな訳で、今日は午前中、身体のアルコールをなんとかしようと、走ってきました。あまり走らないコース。山ではなくて、市街地周辺部RUN13km。
いや〜、暑かった。今日のお天気、走りよりますと、蒸せます。汗が噴き出してくるような陽気の中、秦泉寺から宇津野、北山、観月坂、万々、久万、そして久万川沿いを浦戸湾まで走り、若松町の豚太郎がゴール。
そう。ラーメンの豚太郎。そして豚太郎と言えばみそカツラーメン。高知県人にとって、豚太郎のみそカツラーメンはソウルフード。弊社のリープル、くいしんぼ如月のチキン南蛮、永野旭堂のぼうしパン、野村のミレービスケット、そして豚太郎のみそカツラーメン。
以上のものは、なんか知りませんが、時々、無性に食べたくなってしまいます。なりませんか?
豚太郎のホームページを見てみますと、その1号店は、今の菜園場吾平のところに昭和42年にできたそうです。高知のラーメン屋さんで、初めて、「みそラーメン」なるものをメニューに乗せた、ということで繁盛したとのこと。
小生は、小学生の頃、堺町の南の要法寺店ができたのをきっかけに、そこによく行きました。豚太郎が登場するまでは、高知でラーメンと言えば普通の中華そばしかなかったと記憶します。
高知に、しょうゆラーメン、塩ラーメン、みそラーメンの文化を根付かせた功績は大きいと思います。豚太郎。
ホームページに、菜園場の1号店の写真が載っちょります。店名看板の上に、「ラーメン 3杯15分で食べた方にはラーメン券10枚分さし上げます」との表示。そうでした。そうでした。
中学生になったとき、後免野田小学校から入学してきたM君というツワモノが居ました。彼は、この3杯15分というのをあちこちの豚太郎で達成しては10杯券をセシめる、ということで有名になり、これは都市伝説でしょうが出入り禁止になった、という噂が流れておりました。ので、彼は、最初から本名で呼ばれることは無く、「豚太郎」と呼ばれることになったのです。
とてつもなく好青年、豚太郎。
あれから40年の歳月が流れ、53歳になった今。
彼は、今も、同級生から親しみを込めて「豚太郎」と呼ばれています。