カラフルな星々とお月様〔4200〕2014/10/15
2014年10月15日(水)快晴!
良いお天気。気温も下がって、秋深し。空には満天の星。透き通った空気の向こうから煌めく星々。
写真は、今朝、4時過ぎの空。南東方向の中天。感度を上げ、シャッタースピードを落とすと、星の色まではっきりと写りました。
右端にオリオン、オレンジ色のベテルギウス。白く輝くシリウスとプロキオンで、冬の大三角形。
左端に巨大な木星。
その上方に、ふたご座、青いカストルとオレンジ色のポルックスが並んじゅうががよく見えます。こうやってみると、星々は、なかなかカラフル。美しゅうございます。
真ん中にお月様。
月齢は20くらいで、満月から徐々に欠けていきゆう途中。この写真では、光り過ぎて何が何やらわかりませんが、もうまあ下弦の月、といったところ。
しかしあれですね、日本では、お月様、色んな呼び方をします。
満月は、月齢14で、十五夜。望月。月は東に日は西に、昼寝をすると夜中に眠れないのはどういう訳だ、ということで、日没直後に東の空に出る、満月。ここから、毎日、月の出は50分づつ遅うなっていきます。ちょっとネタが古過ぎました。
満月の翌日は、月齢15で十六夜。いざよい。50分遅うなっちゅうので、月が、出て来るのをためらいゆう、という意味でいざよい。よくわかりませんが。
その翌日は月齢16で立待月。これはわかりますな。日没後、立って待ちよったら月が出るので立待月。
その翌日が月齢17で居待月。立つのはしんどいので、座って待ちよったら、出て来ます。
その翌日が月齢18で寝待月。もう、寝えて待たんと待ちきれません。満月から言えば、50×4=200分。3時間20分遅うなっちょりますきんね。
で、その翌日は月齢19で、更待月。ふけまちづき。4時間10分後。もう、月の出は夜の10時くらいでしょうか。
で、今朝のこの月は、月齢20ですき、その翌日くらいのお月様。形は、半分ちょっと。半月より少し大きいお月様。
月齢22になると、半月。下弦の月。二十三夜月とも言いますな。弓張り月。Half Moon。
こっからどんどん細っていきます。
月齢25になると有明月。夜明けの空に昇るので、有明の月。そして月齢29で三十日月。みそかづき。三十日でみそか。晦日。晦日と書いてつごもりと読むのは、月が籠るつきこもりから来ちゅう、という訳だ。いやあ勉強になります。
その翌日は月齢0。新月。一日、ついたち。
もうわかりましたね。月が立つ日。つきたち、ついたち。いやあ、勉強になります。
夜明け前の空に輝く星々と、お月様。ああ。秋深し。