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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

北山からの風景、高知の街の成り立ち〔4196〕2014/10/11

北山からの風景、高知の街の成り立ち

2014年10月11日(土)薄曇り

台風は気になりますが、どうやら明日の夜までは大丈夫にかありません。まだ、嵐の前の静けさの高知市内。久々、北山をたつくりに行っちょりました。中秦泉寺の交差点から北上、車道をどんどんと正蓮寺の方へと駆け上がります。土佐山の方へとつながる道。車道をくねくね上りきると、そこは小坂峠。北山の、古くからの峠のひとつ。
そこにガソリンスタンドがありまして、標高が表示しちゃあります。311.7m。車道を一気に駆け上がるには、丁度ボッチリくらいの高さでしょうか。

その峠で、懐かしい方に声をかけられました。中学高校の時の英語の先生。O先生。新卒で先生になりたてのとき、小生たちの学校に奉職され、最初に教えたのが我々になる、という不運なO先生。その後、別の高校へ移られちょりましたが、定年でリタイア。現在は悠々自適の生活とのこと。
今日はですね、教え子(この方も、知り合いでした)と一緒に四方竹の収穫。軽トラに四方竹をどっしこ積んじょりました。持って帰らんかえ、と言われましたが、RUNの途中やったので無理。また、一緒に飲みましょう!と約束して、北山スカイラインを西進。

ゴルフ場の横を抜けたところから、南の見晴らしを撮影してみました。いかがでしょう。絶景。眼下に高知市、そして浦戸湾、そして太平洋。山の方からやって来た人は、北山の峠から、このような風景を見て感動したことと思います。
いや、この眼下がこんなに市街地になったのは最近のこと。ここは、ほんのこないだまで、一面の田んぼでした。家はポツポツ見えるくらい、といった風景。ここ数十年で、こんなになってしまいました。

それ以前。眼下が農地として開発される以前は湿地帯。そしてその前は海でした。あの浦戸湾が、このしゅっと下のところまで広がっちょったのは、今から1000年前の話。古代。この風景の、山以外の場所はほとんど海でありました。それが、徐々に土砂の堆積が進み、干拓され、人が住む土地になってきました。
実は、高知のこの風景が、古代からどのような経緯を経て成り立ってきたのか、キチンと表現されちゅうものを見たことがありません。
こないだ行っちょった松江や、福山、広島など、海沿いの湿地帯が徐々に干拓され、町となっていく経緯は、歴史館などに展示されちょります。しかし、高知では見たことありません。

古代、紀貫之の時代の、広大な湾に比島や葛島などの島がぽつぽつと浮かぶ絵は、見たことあります。それが、どのような経緯で山内の時代を迎え、どのように都市が形成され、そしてどのように、この風景につながったのか。これは、興味ありますよね、誰でも。

今度、お城の前にできる歴史館では、ぜひ、そのような経緯をわかるようにしてもらいたい。
そこで、残念なことが一つあります。
その歴史館の建設現場で、一昨年、発掘調査が行われました。そこでは驚くべき遺構が発掘されちょります。14世紀頃の、水路や杭などの遺構。14世紀と言えば、高知城の山に大高坂氏が磐居し、南北朝決戦の南朝方の雄として活躍した時代。
鏡川と江ノ口川の運んでくる土砂が扇状地を形成し、そこに徐々に人が住み始めておりました。
大高坂山の東側には、たぶん、舌状に土砂が堆積して洲が形成されていったものと思われます。その洲の上に、徐々に、ヒトが住み始め、また干拓が進み、土地が広がって行きました。

その、最初の、舌状洲の根元の部分、つまり高知の街が形成されるそもそもの始まりの部分が、その発掘された水路などの遺構であった可能性が高い訳です。高知の城下町の事始め。そもそもの自然地形がもたらした、街への転換の始まり。

歴史館建設予定地の下からそんな遺構が出てきた訳で、これは僥倖と思いました。当然、大阪や松江などのお城の前の歴史館がそうしちゅうように、その遺構を保存展示してくれるものと思いよりました。
ところが。
こないだ確認してみたら、全然そんなことにはなっちゃあしません。
何の為の歴史館か。
偽物をレプリカで展示するより、そこに埋まっちゅう、高知の城下町のそもそもの原点をそのまま保存する役割が、歴史館の一番の使命やと思うのに。聞く所によると、埋めてしまうそうです。詳しくは聞きませんでしたが、ひょっとしたら基礎工事で破壊されるのかも知れません。担当者は、そんなに重要な遺構とは認識していない、とのことでした。ああ。何を展示するつもりなんでしょうかね。
何の為の歴史館か。

と、まあ、文句を今更言うたち始まらんので、願わくば、高知の街が古代の海から、今の、この写真の風景に至るまで、どんな経緯をもって変遷してきたのかだけでも、わかるようにして欲しいと思います。ホントは、ホンモノが見れるがが一番ながですが。


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