南嶺からお城下、北山を眺める〔4197〕2014/10/12
2014年10月12日(日)晴れたり曇ったり
まだまだ、海以外は穏やかな高知県地方。時折お日様も差し込み、良い日曜日になっちょります。今夜あたりから台風本番となっていく予報。もう、雨はエイですね、まっこと。
今朝は、会社に行く用事があるので、早朝南嶺RUNをしてきました。とは言え、時間の制約もあるので、家から桟橋、太平洋セメントの前を東進して孕半島の先っぽから駆け上り、尾根筋を宇津野峠まで縦走、そこから六泉寺へ下って、家まで。
この南嶺縦走コースは、普段はハイカーも多く、走りやすい道。しかし、この夏の雨や風で、ちくと荒れちょります。所々、倒れた樹々が道を塞いだり。で、宇津野峠から六泉寺へ下る道は、酷く荒れちょりました。その道は、お城下と長浜方面をつなぐメインルート、往還であった道。毎日、かなりのヒトが行き来した道ですが、山道の壁面が崩れ、ゴロゴロ石が道を覆うて、かなり歩きにくい道になっちょりました。
太平洋セメントの真南の尾根上から、市街地方面を撮影したのがこの写真。昨日の写真を撮影したのは、向こうの北山の右端。ゴルフ場のネットの左側。今朝は反対側からの風景となりました。
昨日は、あそこから尾根筋の北山スカイラインを西進、ボーロク峠を過ぎ、椎野峠から三谷へと下りしました。
市街地の中に、トップワン四国が見えます。ホテル日航高知旭ロイヤルさんの左手。その、トップワン四国の左上、北山の斜面に、逆三角形の集落が見えます。あそこが三谷。谷干城さんも居宅を構えた、なかなか素敵な集落、三谷。
車道ができるまで、金谷川の谷に沿った道が、お城下と行き来するメインルートでした。宇津野越えの往還のように。
その、三谷の道には、西国三十三ヶ所霊場の石仏が並んでおります。
その三谷の道も、この夏の大雨と台風で、かなりの被害を受けちょります。今は通行止め。昨日、どんなになっちゅうのか探査してきました。被害を受けて土砂に流された石仏は、十二番石仏一体。そこの谷が土砂崩壊し、道が数メートル無くなって、通行不能で、これの復旧にはかなりの手間とじかんがかかりそうに見えました。
また、台風が来よります。いつになく荒れちゅう山道を走りながら、今年の天候の酷さに思いを馳せ、まだまだ静かで平穏な高知市街地を眺めつつ、今度は被害の無いことを祈るばかりです。