鏡川の栴檀に花が咲きました〔386〕2004/05/06
2004年5月6日(木)ド快晴!
さあ、今日から仕事仕事。張り切って行動を起こすにはまことにもってふさわしい、素晴らしいお天気になりました。早朝から起き出して走る鏡川の風情は、とても美しくさわやかなのであります。夜明け前、南西の空に光るまん丸いお月様が何ともいえず情緒的ですね。
さて、鏡川畔にたくさん生えている木と言えばご存じ「栴檀(せんだん)」。このにっこりでも、その名前の由来などをご紹介したことがあります。
今朝、気持ち良く快調に川の土手を走りよりますと、突然、花の咲いた栴檀が目に飛び込んできました。
たくさん生えている栴檀ですが、今年、花を咲かせているのを見たのはこの木が始めて。他の木も、もうすぐ咲きそうではありましたが、このように見事に咲いていたのはこの木だけでした。
薄紫色の、藤を上品にしたような淡い色合いが川に映えてとてもきれいですね。これから梅雨前にかけて、この鏡川を美しく彩ることになります。
ちなみに、この栴檀、高知市が定める「市民の木」なのであります。高知市のホームページから、その選定理由を書き写してみますね。
「南国の木であって、花や実など四季折々に楽しめる木であり、高知のセンダンが富田碎花の歌にも詠まれるなど、文学的、歴史的にみても評価でき、県内で一番大きなセンダンが高知公園にあり、高知市を代表する木としてふさわしい。」
と、いうことであります。
ところでわたくしひまわり太郎、不勉強なものでこの富田碎花さんという方を存じ上げません。この歌がどんな歌か気になるところですね。どなたか教えて頂けませんでしょうか?