日本人と野球〔3833〕2013/10/13
2013年10月13日(日)快晴!
快晴。暑い日曜日になりました。今日は、野球。
皆さんは、東京六大学、ご存知でしょうか。かつては、プロ野球よりも人気があったという東京六大学。東大、早稲田、慶応、立教、明治、法政の、在京の6つの大学の、野球のリーグ戦。古くから、多くの名選手を送り出し、名勝負を繰り広げて来た東京六大学。まあ、近年は、人気実力ともにそうでもないなっちょりますけんど、昔は凄かった、という話。
まあ、大昔のことはよくわかりませんが、我々世代で、六大学のスター選手からプロ野球のスター選手になった人物として思い浮かべるがは長嶋茂雄さんでしょう。立教大学。あの世代は、六大学がとてつもなく華やかな時代。
そのちょっと後の時代になると、法政三羽ガラスと呼ばれた田淵、富田、山本浩二ですかね。まだ、東京六大学のスターがプロ野球のスターに直結しちょった最後の時代でしょうか。
その後は、時折スターも出ますが、たいしたことはない、そんな時代になりました。
さて。
で、その六大学の、高知在住のOB会が、毎年1回、合同の懇親会をやりゆうがです。もう、かなり以前から。で、大学対抗のゴルフもやったりしてきました。しかし。六大学と言えば野球。
そんな訳で、今年から、有志が呼びかけあいまして、東京六大学OBの懇親野球大会を開催することになったのでありました。初めての試み。とは言え、なかなか選手を集めるのに苦労します。ので、第一回の今年集まったのは早稲田、明治、法政の3校。まあ、最初ですきんね。
ここは竹島町にある、土佐高校のグランド。朝8時に集合して、試合の準備をしゆう選手たち。結局、小生も、最後の最後に代打で出場、見事デッドボールで出塁し、その後、ちゃんとホームまで帰ってくることができました。めでたしめでたし。楽しゅうございました。こうやって、年齢差を越えて一緒に楽しむというのは素晴らしいこと。法政や明治には、往年の名選手もずらり。かなりご高齢になってらっしゃいますが、今でも打撃とかはたいしたもんです。
この年齢になってくると、どうしても、スポーツ、趣味と言えばゴルフ、みたいになりがちな日本の社会ですが、野球もエイもんです。日本の文化ですね、野球は。ベースボールとは違う、野球の文化。ニッポン独特の野球文化は、こうやって体感してみると、良いものであることがわかります。
今も、丁度、クライマックスシリーズの試合速報を見ながら、このにっこりを書きよります。文化人類学的に、日本と野球のことを考えるのは価値があることかも知れません。