朝の天然色劇場は猫パラ〔3828〕2013/10/08
2013年10月8日(火)降ったりやんだり
昨日は日帰りで広島へ行っちょりました。広島カープ初のクライマックスシリーズ出場で載り上がっちょりますね〜。お金のない、しかも赤字を出す訳にいかない市民球団が、FA導入と逆指名制が確立してから過ごした苦労の日々が、今年報われた、という感慨。そんな空気が広島の街を覆うちょります。
でき得れば。マエケンとマー君の投げ合いを見てみたいですな。
ここは今朝の香南市、天然色劇場。吉川の港近くに平成7年につくられた野外ステージで、3,500人収容できるそうです。地元の皆さんが頑張って、色んなイベントが開催されてきました。
ここで、今度の日曜日、13日に、Shake Hands Festivauというがが開催されます。思い立ったのは、ギターデュオで有名な「いちむじん」の山下くん。若いが、なかなか熱い想いを持っちょります。Facebookページはこれ。
https://www.facebook.com/ShakeHandsFestival
いちむじんはもちろん、織田哲郎さんとか、色々出演されますき、皆さん行ってみちゃってください!
ところでここ、天然色劇場。会社からちっかいに、このにこりひまわりを始めてから、まだご紹介したことなかったにかりませんねえ。10年以上経つのに。にっこり初登場。
朝の劇場ステージは、猫のパラダイスになっちょりました。猫パラ。ざっと見渡しただけでも20匹くらいが佇んで、朝の時間を過ごしよりました。近寄っても逃げもしません。雲の切れ目から差し込む朝日と、誰も居ない海辺の野外ステージと猫たち。なんとも言えない、不思議な雰囲気が溢れた場所。
ところで、この天然色劇場には、太平洋戦争末期に南国市久枝の沖に墜落した米軍機、グラマンの痕跡が保管されちゅうそうです。プロペラとエンジン。そう言えば、昔、ここを使うて太平洋スーパーチャレンジカップという障害者鉄人レースをやった際、見かけたような見かけんかったような。当時は痕跡研究家ではなかったので、気にもしちょりませんでした。惜しい事をしました。
ステージの奥の控え室や事務所は、シャッターが降りて入れません。周囲をグルリと廻ってみましたが、それらしきものは見えんかったので、この建物内部に大切に保管されちゅうがでしょう。今度、なんとか見に行ってみたいもんです。
現高知空港が、戦争末期、海軍高知航空隊の基地であったがはご承知の通り。で、周辺に様々な戦争遺跡が残っちゅうがも、このにっこりで何度かご紹介してきました。前浜の掩体壕群、物部川土手の小さなトーチカ、前浜海岸の大きなトーチカ、上岡山のトンネル壕、ちょっと離れた場所にある発電機室痕跡、高知大学農学部農場の指揮壕跡、そしてこないだご紹介した通信施設壕跡など。そして、ここに、グラマンのエンジンとプロペラ。
たくさんの戦争遺跡があります。ここも、まさに戦場でありました。