大荒れの瀬戸内海〔3794〕2013/09/04
2013年9月4日(水)よう降ります
降ります。こないだまでのことが嘘のように、よう降ります。台風17号は、ゆっくりゆっくりこっち向いて来よりますが、その影響で、昨日からかなり降りゆう高知県内。
そんな中、今朝は、香川へ行っちょりました。
早朝やったので、行きがけは何の支障もなく、高速道路が時速50km制限になっちょったばあのことで、坂出の支店に着きました。松山道の、三島川之江と土居の間が、事故で通行止め、そして、高松道の鳴門と引田の間が雨で通行止めになっちゅうくらいでした。で、打合せを済ませ、愛媛の松山方面へ移動しょうと思うて、ネットで道路の状況を見てみてビックリ。
通行止めマークがどっしこ。
松山道も、さぬき豊中から向こうが全部通行止めになっちゅうではありませんか。仕方ない、まだ、時間はあるし、観音寺からむこうは国道11号線で行こう!と考えて、出発。結構ガイな雨が降る中進みました。観音寺から、国道11号線は瀬戸内海沿いに出て、愛媛との県境を越えます。山と海の間の1本道で、迂回路はなし。
ところが、観音寺から豊浜を過ぎた辺りで、大渋滞。全然動かんくらいの大渋滞。事故でもあったがかと思うたほどの渋滞で、何と、観音寺から伊予三島まで2時間かかってしまいました。普段の3倍。これはいかん。もう、松山の用事には間に合わん、ということで、電話で用件を済ませもって、川之江から国道192号線で阿波池田へ。
そう。もう、高知道も通行止めになっちゅうので、下道で帰るしか術がなかったのでありました。
どの下道を通ろうか、と考えます。まず、そのまままっすぐ国道11号線を西進して、西条から寒風山トンネルを抜けて帰るルート。普段なら、かなり快適なルートですけんど、今日は、伊予三島から西条まで何時間かかることやら想像もできん。やめちょこう。
次に考えたのは、川之江から県道5号線で新宮、旧笹ヶ峰隧道を抜けて行く山の中の旧道ルート。これが、たぶん一番早く帰れるルート。と、思いましたが、あの山道を、この大雨の中通るがは、かなり勇気が要ります。なんと言うたち、おびただしい落石がゴロゴロしちょりそうですし、場合によっては、崩れて通れんなっちゅう可能性もある。やめちょこう。
で、大人の分別でやめちょいて、上に書いたように、川之江から国道192号線で阿波池田に出て、そっから国道32号線を帰る、というルートにしました。
危なかったのは、雨量規制。大歩危から県境を越える部分は、総雨量250mmで自動的に雨量規制、通行止めになるのでありました。途中、現在までの総雨量を表示した電光掲示板がありまして、それによりますれば229mm。危ない危ない。通行止めにならんうちに、とっとと帰ろう。てな訳で、濁流の迫力がすごい吉野川沿いを走って、高知県側、大田口までモンてきまして、このにっこりを書きよります。雨は小康状態。台風の影響が気になります。明日まで、こんな感じで続くがでしょうか。もう、十分降ったので、これっぱあにしちょいてもらいたいですな。
写真は、坂出。今年、弊社の香川支店は、坂出のインター近くから、港近くに引っ越しました。この海は、支店からしゅっと北側の港。瀬戸内海とは言え、なかなかの迫力で荒れちょりました。
岸壁に近づくと、時折大きな波が越波してくるので、かなり危険。離れたところから撮影しました。瀬戸内海でも、こんな海になることがあるがや、と、感心してしまいました。珍しいのか、この港の駐車場には、トラックが数台停まって、ドライバーさんが海を眺めよりました。
さあ、通行止めになったりせんうちに高知へ帰ろう!