南嶺、マイナスイオンの森、雨の山RUN〔3791〕2013/09/01
2013年9月1日(日)雨のち曇り
さて。
雨はどうなんでしょうか。
台風は温帯低気圧に変わり、覚悟しちょった昨夜は、全然降らず。飲みに出ちょりましたが、家に帰り着くまで、雨の気配もありませんでした。どうなっちゅうがな〜、と思いよりましたら、今朝は雨。時折ガイに、しっかりした雨が降りゆうではありませんか。そして雷も。
今朝予定されちょった、高知市中心部の防災訓練は、雷ということもあって中止になってしまいました。
そこで、雨の中、走りに出ました。大好きな雨の山RUN。南嶺。しかも、時折、身体に痛いくらいの雨脚になったりする心地良さ。猛暑の中の山RUNが続いちょったので、もう、走り始めからワクワクしちょりました。
家を出て、深谷へ、街中の雨RUN。心地良い雨に打たれながら走ることの、なんと心地良いことか。これはやってみたことのある方にしかわからんと思います。
何故深谷からにしたかと申しますれば、雷が時折ピカピカゴロゴロしよったきですね、大人の分別で、尾根RUNは避け、比較的安全な谷筋RUNにしてみたのでありました。
おう。マイナスイオンの森。高知市の南に横たわる南嶺の山々は、ブナの原生林という訳にま参りません。段々畑の痕跡である石垣のある山に、杉や竹が生い茂っちゅうような場所も多い。ですけんど、自然の美しさを満喫することはできます。十分できます。
今朝は、雨がザンザン降る中、こんな感じで走ってきました。もちろん、山中で出会うヒトも、さすがに居りません。一人で、マイナスイオンの森に抱かれ、素晴らしい時間を過ごしてきたのでありました。
高知は、今年の夏はホントに雨が降っちょりません。ですきに、山も、かなりカラカラ状態やったと思われます。
今朝くらい降っても、普段、水が湧き出ゆうような場所が涸れたまんま。谷の水も、ひとっちゃあ増えちょりません。想像するに、今朝くらい降っても、その雨は、カラカラになった山にまずは染み渡り、喉が渇いておれざった植物が我先にと吸収し、谷川の分までは、まだ、行き渡ってなかったがやないでしょうか。たぶんそう。
これっぱあ降らんかったら、表面上よりも、山の体内の水がかなり枯渇しちょったがは想像できます。植物も、水が欲しゅうてたまらんかったでしょう。今朝の雨は、ちょっとは恵みの雨になったと思われます。
が、雨も、午前中の早い時間にやみました。大人の分別で、雷の鷲尾山の山頂は避け、山頂下部の山道をぐるりと廻って、そして神田へ降りてきました。もちろん温泉ビールですが、その頃には、もう、雨もやんで空も明るうなってきました。
もっと降ると思いよりましたねえ。今朝は、かなり降るかと思う勢いでしたが、あれで終わり。
まあ、もう秋雨前線の季節になりますき、これからは潤いのある山に戻っていくと思われます。
雨の山RUNにとって、一番良い季節がやってきます。