勝鬨橋、築地、東京タワー、昭和の風景〔3691〕2013/05/24
2013年5月24日(金)東京は晴れ!
今朝は東京。昨日の朝の飛行機でやって来ました。業界の寄り合い。この業界も、なかなかいろいろあります。円安飼料高などの要因で、乳価があがりそうな話。いや、これはもう決定事項で、どれだけ上がるか、いつから上がるか、が、最大の関心事項ですが、これまた噂先行でホントのところは誰もわからない。大手乳業と、関東の生産者指定団体の間で話合われ、決定されたことが、自動的に地方にも摘要される習慣ですき、まあ、まな板の上でございますな。
寄り合い後の懇親会でも、想像妄想が飛び交いよりました。
そういうほとんど空想小説の世界である夜を過ごし、今朝は時分のペースを取り戻すべく早朝RUN。4時起床。こっちは、高知よりも夜明けが早いので、有明のホテルをスタートした4時半頃にはもう明るい。早朝から走るヒトも多い東京。
そうそう。昨日の夜、竹橋で寄り合いやったもんで、夜7時前にビルの外へ出て、皇居の方へ歩いてみましたら、もう、すごい。
ジョギングブームとは聞いちょりましたけんど、まあ、これがどうなって。たまあるか。と言うばあすごい。皇居の外周を、反時計まわりに、夥しいランナー。なんぞの大会でもやりゆうかと思うばあ。最近のランナーは、皆さん、結構派手なイデタチですき、カラフルカラフル。集団で、走っております。
ひっとり、自分のペースで、できるならば静かなところを走りたい小生には、ちょっと、わかりづらい光景でした。
そりゃあ小生も、以前、東京へ出張の際には、よく、早朝の皇居を走りましたですよ。あの当時も走りゆうヒトはおりましたが、今と比べたら全然。新宿と帯屋町くらい違いました。で、景色も良いので、走りよりましたが、最近はヒトが多いのでやめちょります。
それよりハマっちゅうがが築地RUN。
そう。今朝、有明をスタートして向こうた先は築地。有明、豊洲、晴海、月島と埋め立て地を抜けて勝鬨橋を渡ったら築地。
写真は、勝鬨橋の上。昭和の風景。
左端の向こうに見えるは東京タワー。その手前の、隅田川沿いの施設が築地。そしてこの勝鬨橋。以前は、船が通行するために、橋の中央部が開閉式になっちょった勝鬨橋。この歩道の途中にある建物のようなものが、その開閉の管理棟。今はもう開閉されることもないなった勝鬨橋ですが、威厳のあるおしゃれなトラスと街灯、それに開閉施設の建物など、すべてが昭和の雰囲気満載。
今日、途中通ってきた豊洲に、築地が移転するという話。豊洲の土地が汚染されちょったとかいう話がでたきかどうなのか、汚染除去工事とかなんとかいうがを、こじゃんと大規模にやりゆうがが印象的でした。
今の、ゴチャゴチャした築地は、機能的であるかとか衛生的であるかとかは別にして、実に良い雰囲気を持っちょります。外国人観光客が多いのも頷けます。マギる観光客をものともせず、運搬車が縦横無尽にたつくりまわり、よくあれで事故がおこらんのう、というくらい。
あの、猥雑なゴチャゴチャした雰囲気が、ヒトを引き付けるのは言うまでもありません。高知のひろめ市場が人気であるように。
この猥雑ゴチャゴチャ空間が、豊洲へ移転したらスッキリおしゃれになってしまうとしたら、それはちょっと悲しい。寂しい。
今のうちに堪能しちょかんといかん、と思い、最近東京出張で朝RUNの時間がある場合は、築地まで走ることにしちょります。そして朝食。
朝5時過ぎですが、もう、観光客さんも多い。が、場外のもんぜき通りはまだちくと空いちゅう。で、前回は井上のラーメンやったので、今朝は若葉のラーメン。ほっそい縮れ麺と懐かしい味のスープがおいしゅうございました。やはりこれも昭和の味。
この風景の中には、素敵な昭和が詰まっちょります。