新しくなっていくもの、下知市民図書館本日開館〔3651〕2013/04/14
2013年4月14日(日)薄曇り
今日は薄曇り。やっぱし、昨日、三嶺へ登っちょって良かったです。あの山があれっぱあ晴れ渡るがも珍しいでしょうな。公衆便所閉じ込められ事件さえ無ければ、快適で素晴らしい一人登山ではありました。まあ、あの事件のおかげで印象深いものにはなりましたが。
さて。今日で、このにっこりひまわり、3651日目。1年は365日で、それを10年やったら3650日。同じ日に戻ってきたら3651日目の今日が10周年になるはずが、そうはならないのは、閏年があるき。そう。この10年間で、2月29日が3回ありました。2004年と2008年と2012年。で、3日後が10周年になるという訳です。
この10年間で無くなってしまったもの、変わったもの。劇的に無くなったものの一つに、西武百貨店の建物があります。2004年5月2日のにっこりで、百貨店としては閉店しちょったものの、バスターミナルとして、建物が残っちょった頃の西武百貨店が写っちょります。ついでに同じアングルの昭和8年のものも。
2004年11月6日には、東側から撮影。2005年10月23日には、まだ営業中のとでんのバスターミナル風景。10月26日にも。11月8日、9日と、営業終了直前の様子を。そして2005年11月10日夜。最後の夜の、とでんバスターミナルをご紹介しました。
2006年6月17日、とでんがなくなった風景をご紹介しました。2007年8月19日にも。しばらく跡地として放置されちょった土地にも、パチンコ屋さんが立ち、2011年4月15日みたいになりました。変遷ですな〜。
高知の変化の象徴とも言える、とでんビルの変遷。
新しく建て替わったと言えば、この写真。ここは高知市二葉町。ここに、高知市立下知(しもじ)市民図書館があります。老朽化が進み、本の所蔵にも問題がでてきたので、この度立て替えられて、本日10:00が新規オープン。写真はその10時直後、開館直後の風景。嬉しいですね、こういう立て替えは。
下知の図書館は、実は、小生、高校生の頃の御用達でした。試験期間中など、ビッシリ来てくつろぎよりました。夏場にはクーラーもなかったですが、静かで、のんびりしちょって、好きでした。いつの間にか本が増えて、近年は、閲覧とかに使われる机も無くなり、非常に手狭な感じになっちょりました。
今回、こんなビルに立て替え。この区域は非常に海抜が低く、過去、何度も水害に遭うてきたところ。南海地震では、地震後の長期浸水区域にもなっちゅうと思います。で、図書館は、このビルの2階。図書館にして、地域のコミュニティスペースであり、公民館であり、そして津波避難施設。屋上には、避難しちょけるような防災グッズもかまえちゅうそうです。
贅沢を言えば、もうちょっと、閲覧スペースをとってもらいたかったです。まあ、スペースに限りがあるので、あれですが。
高知市立の図書館は、「市民の図書館」という理念をもってきた歴史があります。市役所の横の市民図書館本館前には、今でも「市民の図書館」と刻まれた石が。地域住民の役にたつ、地域のまとまりの中心になる、地域の憩いの場になる、そんな図書館になることを願います。それが、市民の図書館で、県立図書館との一番の違いですき。
下知市民図書館、本日開館です。