台風通過中の冒険〔3455〕2012/09/30
2012年9月30日(日)台風のち晴れ
今日は台風。沖を通りょりますが、明け方から台風のようなお天気になってきました。とは言え、そんなに荒れた感じでもなかったもんですきに、台風RUNに出かけました。実は、皆さんご承知のとおり、ガイな雨の中を走るがは結構好き。身体に雨粒が叩きつけられてくるがが痛気持ちエイのであります。イタキモチエイ、と読みます。
今日は鏡川を遡上。途中、川の中で網を引き上げゆうおんちゃんがおったがにはビックリ。台風ですきんね。さすがに、10時から鏡ダムが放流、というアナウンスが流れよったので、撤収しゆうようではありました。
大河内橋から行川川沿いに遡上、行川へ。ナメガワと読みます。流れる川はナメガワガワ。まだ、そんなに荒れてません。穏やかな雨が降るなか、ホントに心地よく、坂道をどんどんと登りまして上里。ジョウリと読みます。上の里だけあって、かなりの標高の集落。標高320m。その上里に、河内神社という幽玄な森に囲まれたお宮さんが鎮座。お参りしちょいて、その近くの水場へ。
写真は、どんどんと、美味しい水が湧きだしてくる水場。ここで、冷たい水を頭からかぶり、ガブガブ飲むがが好きながです。至上の快楽。向こうには椎茸の木が並べられちょります。どっしこ。
さて、上里の峠を越えて下ると去坂。サリサカと読みます。そっから川の方へと下って行く狭い道路を走りました。しかし。
風がすごいことになってきました。杉林の中の林道は、折れた枝とかが散乱。そして、小枝がどんどんと落ちてきます。林の中からはバキバキという音。これはちょっと危険。危険と思いながら写真を撮ろうとしよりましたら、しゅっと横に木の枝というにはあまりにデカい、5mくらいの杉の木の枝が、大きな音をたてて落ちてきました。う〜ん、危険。杉の林を抜けるのは危ないと判断、今一度去坂へと戻り、針原を通って、川まで下ることにしたのであります。この辺で、ちょっと後悔はしちょります。
結局、そっちの下る道も杉林を抜けるので、今にも折れそうなくらいしなった杉がわさわさと揺れる中、運を天に任せて下ってきたのでありました。かなり後悔はしちょります。
途中、懲りずにセルフタイマーで大荒れの様子を写真に撮ろうとしよりましたら、また、小生の身体のしゅっと横、10cmくらいのところに樹木が地響きをたてて落ちてきたががにはアズりました。これはシャレにならん。当たったらオオゴトでした。セルフタイマーはやめて、早々に退散してきた台風RUN。
結構な距離走ったと思うがですが、スリル満点で、全然疲れませんでした。雨風が身体を冷やしてくれたがも、走りやすい要因。
で、温泉施設RIOで温泉につかり、ビールを飲みよったら突然台風は終わり、青空が広がり始めました。
バスに乗って高知へモンて来た頃には、もう、暑い日差しが照りつけるお天気。台風一過の爽やかな風が吹く、素敵な週末になっちょりました。さっきまでの冒険が嘘みたい。