停留所表記問題〔3427〕2012/09/02
2012年9月2日(日)晴れ
久々に晴れたような気がします。暑い日曜日。高知の夏はこうぢゃあないといけません。まだ、ちくと雲は多いですが、久々に青い空を眺めることができました。そんな日差しに誘い出されて今日は家から春野方面へ走りにでかけちょりました。
ツクツクボウシが鳴きしきる南嶺。もう、こんなに暑い思いをしながら走る季節ももう少し。名残惜しい気もします。
強い日差しを浴びながらフウフウゼエゼエいいもって走るがも、それはそれで独特の爽快感があるもんです。特に、走った後のビールなんぞというものは、これはもう、冬の比ではない。
さて、走った後、高知へモンて来まして、久々にこの梅ノ辻問題を考えてみました。
実はこの問題、2006年9月8日のにっこりを始めとして、何度か取り組んできた重要な問題。
ご覧のように、この、土電の電停は、表記がコンガラがっちょります。極めてアバウトな性格で、どうぢゃあちかまんひまわり太郎にとっては、単に面白い表記ですけんど、几帳面な方にとってはひょっとしたら我慢ならんがやないろうかと心配します。「梅ノ辻」と「梅の辻」、どっちが本当なのか。ところが、実はコレ、もっと複雑な問題であったのです。
2006年9月にご紹介しちゅうがはバス停。県交と土電で、県交は「梅ヶ辻」、土電は「梅ノ辻」。なるほど。ところが同じ県交でも、はりまや橋方面行きのバス停は「梅ノ辻」しかも、2006年11月5日にご紹介したように、県交バスのアナウンスは「次は、梅ヶ辻」というものである訳で、表記は「梅ノ辻」。実に徹底しておらん。どうなっちゅうがでしょうか。
電停、バス停の謎では、同じく2006年10月9日にご紹介した上町4丁目と上町3丁目の謎。電停は「上町4丁目」やのに、同じ場所のバス停は「上町3丁目」。気になります。その日のにっこりでは、蛍橋について、バス停は「蛍橋」で電停が「螢橋」である衝撃の事実も暴露。
どうやら、電停の方は、難しい漢字を使いたがる傾向があるようです。例えば升形。これは皆さんご存知ですよね。バス停は「升形」。現在の住居表示も当然升形ですけんど、電停だけは「枡形」。これはよく目につくので、皆さんもご存知でしょう。
さて、バス停、電停の表記問題は、現在、このように様々な矛盾を抱えたまま、次世代に向かおうとしております。時代による変化と言えば、ここで今一度ご紹介しちょきたいがが再利用バス停。以前は、素晴らしいリサイクルバス停があったことを、このにっこりでもご紹介してきました。それは、自動車の車窓からJr.1号が発見した究極のリサイクルバス停「中島」。2007年4月22日のにっこりひまわりに、書きました。元々、「中比島」のバス停であったものを、「比」を削り取って「中島」。これを考えた社員さんには表彰してあげたい。しかし、そのバス停も、道路の拡張工事でバス停が移動する際、なくなってしまいました。
皆さんのご近所に、もし、興味深い停留所、謎を秘めた停留所があったらご教示ください。停留所表記問題研究家が、伺わせて頂きます。