山内一豊公騎馬像〔337〕2004/03/18
2004年3月18日(木)雨
昨日、宇和島や福岡でソメイヨシノの開花宣言が出ましたね。うーん、先を越されてしまった。でも高知ももうすぐです。
今朝は暖かい雨がしとしとと降りよります。ソメイヨシノの基準木がある高知城界隈へ行ってみました。写真は、高知城の追手門近くにある「山内一豊公」騎馬像。山内一豊は、司馬遼太郎の「功名ヶ辻」に詳しく語られている戦国武将で、関ヶ原の功により、土佐一国の大名に封ぜられた一代の英雄です。大切な戦の際にへそくりをやりくりして名馬を購入し、亭主の名を上げた奥さんの方が有名でしょうか。
大正2年、郷土の生んだ彫刻家本山白雲によってつくられた「山内一豊公」騎馬像は、第2次世界大戦中に金属回収のため供出させられてしまいました。
その後再建されなかったため、高知城には、有名な「山内一豊の妻」の大きな銅像はあっても「山内一豊公」の像は無い、という状態が続いちょりました。そこで、平成8年に、有志によって発案、募金が行われ、元の像と寸分違わぬ立派な騎馬像が完成しました。
写真ではわかりづらいですが、なかなか「でかい」です。騎馬像の向こう側に見える建物は「県立図書館」。その右手が「県立文学館」。
はりまや橋の西武百貨店跡の建物に、この県立図書館を持って来るという話が持ち上がっているそうですね。ひまわり太郎大歓迎です。
図書館を核に、文化的な施設を有機的に纏めてみたいところです。ここはひとつプランを練ってみましょうか、ひまわり太郎が。