そんなとき、あなたはどうする?〔3334〕2012/06/01
2012年6月1日(金)爽やかに晴れ渡っちょります
もし、街なかで、他人のズボンの社会の窓が全開になっちゅうがに気付いたら。これはなかなか難しい問題。選択肢は大きく分類して2つ。
1.そっとしておいてあげる
2.教えてあげる
ですよね。2を選択した場合、どんなやり方を採用したとしても、結果として、そこに気まずい空気が流れることは避けられません。不可避。相手が男性の場合、「いやいや、こりゃメッタよ、ありがとう!」と不自然なくらい明るくふるまい、照れ隠しをしょうとする可能性が高いですが、やっぱしそこには微妙な空気が流れてしまいます。増してや、その相手が女性だった場合。
昔、まだひまわり太郎が若く、人生の機微について今よりもずっとずっと鈍かった頃。街(これは東京ですね)で、パンツをはいた若い女性のチャックが開いているのに気付きました。結構目立ちます。そこで、あまりに可哀想なので、逡巡したあげく、そばに寄っていって小さな声で教えてあげたのでありました。その時のその女性のリアクションは、今でも忘れられません。驚いたような怒ったような複雑な表情をした後、若いひまわり太郎を厳しい視線で睨み、急いで走り去って行ったのであります。
爾来、ひまわり太郎は、街で他人がいくらヘンテコリンな格好をしちょっても、指摘してあげんようになりました。こりゃあ自己責任やき、仕方ない。
と、まあ、そこまでは思わんでも、こんな場合、1の「そっとしておいであげる」を選択するヒトの方が圧倒的に多いと想像できます。できませんか?
するとですね、昨日のにっこりに書きましたように、鹿児島の市電で、ひまわり太郎と一緒に乗り合わせたお客さん達はどういう状況やったのか。
1.全然気付かなかった
2.気付いたけど、そっとしておいてあげた
この二つの可能性が考えられる訳です。1を強く希望しますが、2であった可能性ももちろん否定できん訳で、まあ、高知から遥かに離れた鹿児島ですし、知ったヒトは絶対居らんろうし、仕方ないさ〜、と開き直るしかない私の人生です。
さて、昨日の夕方、行った時と同じルートで高知へモンて来ました。
昨夜、結構ガイに雨が降りましたが、今朝は見事に晴れ渡り、雨で洗い流された風景が朝日に輝いてそれはそれは美しゅうございます。
写真は今朝の野市、上岡八幡宮。
参道脇の紫陽花は満開。向こうの石垣、一昨日の朝は、すっかり取り外されちょりましたが、今朝はキレイに再び組まれちょりました。
爽やかな朝です。