にっこりひまわり9周年!〔3289〕2012/04/17
2012年4月17日(火)快晴!
お待たせ致しました。「今日のにっこりひまわり」、本日で、9周年をむかえることとなりました。2003年4月17日に、ここ、高知城二ノ丸でスタートして、はや9年。一日も休まず3289日目。第3289回のにっこりひまわりは、やっぱしここ、高知城からお届けします。
過去の記事を見てみますと、周年は、全部お城。一昨年は広島城で、昨年は岡豊城でしたが、その他はすべて高知城。
写真は、今朝、5時前の高知城。東の空に三日月が美しゅうございます。まだ真っ暗い時間ですきに、誰も居ない静かな高知城二ノ丸。松の木の向こうに、高知の街灯りが睥睨できます。
9年という歳月の間には、色んなことがありました。まだ40歳代になったばっかしの好青年(笑)やったひまわり太郎も、あろうことか、50の大台を超えた立派なおんちゃんになってしまいました。
この日記を続けてきたことで、たくさんの方に巡り会い、たくさんの新しい事実を知り、たくさんの体験をすることができました。最初の頃は結構苦行やったがですが、もう、生活の一部になってしまうとなんということはありません。写真に撮って、記事を書く、という作業をせんといかんので、調べることによって新たな知識が集積できたりもします。好奇心旺盛なひまわり太郎にとって、趣味と実益を兼ねた、なくてはならないものになってしまいました。
そして、やはり、去年の大震災は、この9年間でも最大の事件でした。歴史や記念碑などを学ぶことで、先人の知恵、想いを知ることができます。そして、今、何をしなければならないのか、ということの大きなヒントがそこにあります。
「命山」もそのひとつ。
右手、天守閣の立つ、大高坂山頂上は、標高44.4m。ですき、ここ二ノ丸は40mをちょっと切れるくらいでしょうか。高知の街の真ん中に聳えるこの城山は、当然、南海地震の際の避難場所になります。街中にこのような高台があることは、高知にとって非常に良かったこと。この近くにある追手前小学校では、昨年から、とにかくこの高知城の山へ走って逃げる、という訓練を始めました。
高知の街中に住む人達にとって、ここは「命山」。
そんなことを考える、9周年の高知城でした。
ともあれ、皆様方のおかげで迎えることができた9周年。本当にありがとうございます。
なんせ、かなりマニアな読みにくい文章ですきに、たまに、気が向いた時にでも読みに来て下さいますれば、この上ない幸甚です。まだまだ好奇心のおもむくままに頑張りますので、今後とも、なにとぞよろしくお願い申し上げます。