拡張された高知龍馬空港〔328〕2004/03/09
2004年3月9日(火)快晴!
今朝は南国です。早朝から、南国市物部の南国工場へ来てみました。午前4時過ぎの空にはうっすらと雲が広がり、月が霞んで見えるおぼろ月夜の様相でしたが、夜明けの頃になりますとご覧の通り。雲一つない見事な快晴になりました。
その南国工場から車で3分のところにある高知空港は、賛否両論ありましたが先日「高知龍馬空港」という愛称で呼ばれることになりました。そして、2000mだった滑走路が2500mになり、ジャンボジェット機も就航できる立派な空港になりました。
この空港が2000mに拡張され、ジェット機が飛ぶ事ができるようになったのが今から約20年前でした。それまではYS-11しか飛んでませんでしたよね。それから紆余曲折を経て、今回の落成となったわけです。紆余曲折があったのは、この滑走路用地が優良農地であったのに加えて、ここに県下最大の弥生時代の集落遺跡があるからなんでございます。そんな訳で、今では滑走路の下になってしまったあたりで、一昨年頃まで盛んに発掘が行われました。あちこちに発掘現場があって、面白い風景になってましたね。
写真は、その、拡張された滑走路の先っぽの地点から管制塔方面を撮影したもの。地平線のまんなかあたりにちょこんと突き出た建物が管制塔です。飛行機の飛んでない時間帯の空港は、広くて静かで雄大で、なかなかのものです。山の多い高知でこのような広々とした景色が見られるのはここくらいじゃないでしょうかね。