梶ヶ森御影堂。ものすごい日曜日。〔3231〕2012/02/19
2012年2月19日(日)晴れ!良いお天気!
今日は日曜日。昨日一昨日と、高知県地方、山沿いでは結構雪が降りました。もう、春が近づきゆうというのに、雪。そこで、今朝は、雪のある風景を楽しみたく、工石山でも走りに行こうかと思うて、朝の7時頃家を車で出ました。
ところが、あまりにも良いお天気。ホントに良いお天気。
大豊町に聳える標高1399mの霊峰梶ヶ森は、かなりの降雪で、本格的雪山になっちゅうことが想像されたので、やめちょこうかと思うたがですが、あまりの天気の良さに、やっぱし梶ヶ森に登ってみることにしたのでありました。
とは言え、道路もかなりの積雪。そこで、何年振りかで、タイヤチェーンに登場頂きました。前に乗りよった車用のやつで、サイズも適合ではなくてちょっと小さかったがを無理矢理装着、どうぞりこうぞり龍王の滝の駐車場までたどりつき、そっから雪道を登りました。良かったです、こじゃんと。
雪は新雪でふかふかに柔らかく、そして深い。靴に雪が入ってこんような装備で、なかなか快適でした。そして、今日、好天の日にどいたち見ちょきたかったががここ。御影堂(みえどう)。
今日は、この冬3回目の梶ヶ森。1度目は12月23日で、真名井の滝から天狗の鼻を越えて梶ヶ森山頂コース。このコースは御影堂は通りません。2度目は1月9日で、ホントはゴロゴロ八丁を登って御影堂を見たかったがですがあまりの雪深さに、道がわからんなって断念。梶ヶ森山荘方面へ登る途中から脇道に入って、雪の中をたつくって、御影堂が見えるスポットまでたどりつくも、天候が悪く、濃霧に阻まれて見えず。そして、今回となった訳です。
雪の深さは前回、前々回の比ではなく、過去に登った経験がなかったら、途中で絶対に道を間違うて迷うことになったようなそんな雪山。体中雪もつれになって、前回にチャレンジした、梶ヶ森山荘へ行くコースの脇道を入って下った場所へ行ってみますれば、そこで見れたのがこの風景。感動しました。
この眼前は崖になっちょります。前方の岩陰にへばりつくように建っちゅう建物が御影堂。あの手前は崖で、崖の上の岩の間に奇跡のように立つのが御影堂。この写真で、そのすごさをお伝えできんがが残念。
この場所に雪に埋もれて立つ案内板に記載しちゅう文章をそのまま転記します。
御影堂(みえどう)
本尊 弘法大師神童尊
この御影堂は、弘法大師若年神童尊の時登山し、人法詔隆の誓いを御仏石に残し置かれたる霊場である。明治12年、この険しい岩間に御堂を建立し、毎年、旧3月21日には仏岳山のお大師さんのご縁日として法要が厳修される
その御影堂を拝み、雪の重みで樹々が垂れ下がってトンネルのようになっちゅう道を登って梶ヶ森山荘へ。そして車道を一気に頂上まで駆け上がると、すばらしい景色でした。
青い空。お日様に照らされて輝く雪原と樹氷。眼下に広がる白い山々。遠くには、高知市の町並も見えます。梶ヶ森でも、滅多に見ることはできんでしょう。こんなものすごい眺望は。
こじゃんと得をした気分で、頂上でカップうどんをすすり、車道を走って帰ってきました。う〜ん、すごい日曜日。