空港から雪山を眺める〔3232〕2012/02/20
2012年2月20日(月)良いお天気
今朝もこじゃんと良いお天気。すべての景色が冬色に輝き、美しゅうに見えます。
ここは高知空港の南。空港敷地の周囲には金網フェンスが張り巡らされちょりますが、そのフェンスから撮影してみました。かなりのズームです。手前の広場は空港の中。滑走路が左右に延びちょります。空港ビルは、このもうちょっと右側。
昨日、大豊の梶ヶ森をたつくってきた訳ですが、あのてっぺんから高知の市内方面が見晴らせました。と言うことはこちらからも梶ヶ森のてっぺんが見える訳で、今朝は空気がキレイに澄んで視界良好ですきに、眺めてみました。方向から言うて、あの連山の中に梶ヶ森があるがでしょうか。そうとすれば右端の山でしょうか。山の形は、眺める角度によって全然違うてきますので、ようわかりませんが。
しかしあれですね、今日も素晴らしいお天気のようですき、冬装備の車をお持ちで、平日というのに今日がヒマ、という方がいらっしゃいましたら、ぜひ、梶ヶ森へ登ってみてください。車でてっぺんまで行けます。
高知とは思えん雪景色、樹氷、そして四国全部見えるがやないろうかというくらい見事な眺望。今週、気温が上がって雨が降ったりしそうですき、あの素晴らしさは今日明日くらいまでかも知れませんきに。
何度も書いてきました通り、梶ヶ森は加持ヶ森。加持祈祷の山。信仰の山として、古くから広く尊崇されてきました。
登山口のひとつである豊永には定福寺という名刹がございまして、聖武天皇の勅願で神亀年間(724年〜729年)に開かれたとされます。弘法大師に縁が深く、現在は真言宗智山派。
昨日も通りましたが、登山道の途中に定福寺奥之院が建っちょりますし、そっからゴロゴロ八丁を登ると昨日ご紹介した御影堂。弘法大師が19歳のときに、梶ヶ森で修行したという伝説を伝えちょります。
昨日歩いた山道は、誰も通った形跡のない新雪。その雪の上には、小動物の足跡が結構ありました。人間の通る山道を、その同じようなルートをたどって小動物がたつくっております。元々は、獣道を、人間が利用するようになったがかも知れません。
小動物の足跡が山道の雪にずうっと続いちゅうので、それをたどって登っていきよりますと、突然道を外れて登山道ぢゃあない所に迷い込んでしまうことがあるき、注意せんといけません。彼らは自分たちに都合の良い部分だっけ、人間の山道を利用しゆう訳で、突然道をはずれようが、知ったこっちゃあない訳です。
山は色んなことを教えてくれます。