桜田門と国会議事堂〔321〕2004/03/02
2004年3月2日(火)曇り
今朝は出張で東京。
広尾界隈に泊まっちょりましたので、六本木から皇居まで走ってきました。5時に起きてまだ夜が明けぬ六本木通りを東へ行きますと、右手に東京の新名所「六本木ヒルズ」の威容が現れます。そこを過ぎると六本木交差点。5時半の六本木はまだまだ夜の続きですね。若者達や外人さんたちがタムロする不夜城六本木を後にして、更に東進し、溜池交差点を過ぎるとそこは霞ヶ関。財務省や外務省などを横目に走ると、左手に突然国会議事堂が見慣れた姿を現します。その先で皇居のお堀に突き当たり、右折してお堀沿いに少し行きますと右手が警視庁、左に「桜田門」となります。
写真は、その桜田門の前から国会議事堂方面を撮影したもの。さすがにこの辺りはおまわりさんだらけで、物々しい警戒態勢ですね。日本じゃないみたいですが、ここが日本の政治の中心地。遠方に小さく国会議事堂が写っちょります。
桜田門を入ったところは広い公園になっちょりますが、今朝はおまわりさん以外の人間は殆ど居ませんでした。
実は、ひまわり太郎、皇居の門の中へ入ったのは生まれて初めて。東京に住んでいたこともあるんですが、一回も来た事なかったんですね。
今朝、走り回ってよくわかったんですが、東京の街は起伏がとても激しいです、ホント。なだらかな丘陵地帯の連続と言っても過言ではないでしょう。広尾の辺りは谷底で、六本木の交差点は丘のてっぺんです。そこから谷へ下りきったところが「溜池」。皇居は高台になっちょります。
その昔、太田道灌が築いたと言われる江戸城ですが、その頃は丘陵と湿地帯の広がる不毛の地帯だったようですね。車や公共交通機関を使うとわからないことが、走ったり歩いたりすると実感できたりします。皆さんもぜひぜひお試し下さい。