初めての萩、松下村塾〔3192〕2012/01/11
2012年1月11日(水)晴れ後小雪
昨日は、広島から徳山、美祢、そして萩と、車でたつくりました。萩に着いたがが夜の8時前。下関まで行きたかったがですけんど、だれこけたので断念、萩に泊まりました。北九州や、山口県に、マルワ様というスーパーマーケットがございまして、そこに、ユアアイズ「乳しぼりをした日がわかる低温殺菌牛乳」という弊社がつくりゆうPBの牛乳が置いちゃあるがです。北九州、山口の皆さん、一度飲んでみてください。ビックリするくらい美味しいですき。
で、萩に泊まった訳ですが、実は、ひまわり太郎、萩に来るのは生まれて初めて。歴史おたくを自任するひまわり太郎が、なんと、萩初心者。泊まれて良かったです。着いたがは夜で、朝、出発せんといかんかったもんですき、早朝起きだしてたつくってきました。
萩初心者としては、やっぱしまずはここでしょう。松下村塾。
長州出身で、幕末や明治に活躍した方は多いですけんど、一番の重要人物は吉田松陰さんでしょう。間違いなく。
明治になって、藩閥政治の弊害とかが叫ばれるようになるなか、長州出身者が各方面で活躍しました。これは、人物の力量もあるでしょうが、時の権力を握っちょったがが大きな要因。ですきに、萩に来るとたくさんの有名人ゆかりの史蹟がどっしこありますけんど、人物として純粋に、ものすごいヒトと言えば吉田松陰さん。
脱藩したりアメリカの船に密航しょうとしたりで、安政2年、生家預かりの身になっちょった際、叔父さんの玉木文之進さんが開いちょった私塾、松下村塾を引き継いで、講義しました。小さい頃から頭は抜群、先を見通す力もあったうえ、何より情熱のほとばしりと、実行に移す行動力。これが魅力で、たくさんの若い長州人が集まってきたということ。
こんな小さな建物やったがですね、松下村塾。そして、ここで塾生を教えたがはたったの2年。しかし、高杉晋作さん、、久坂玄瑞さん、伊藤博文、山県有朋などなどを教え、思想に絶大な影響を与えて明治維新を成し遂げる原動力になったがはご存知の通り。
この松下村塾の場所には、今、立派な松蔭神社が鎮座。その思いを、今に受け継いでおられます。こっから南東の丘を登ると、吉田松陰さん生家跡と、松蔭さんや高杉晋作さん、久坂玄瑞さんなどの墓所もありました。
そして、萩には、藩校の明倫館があったがも忘れてはいかんです。その教育があったればこそ、吉田松陰さんの思想に多くの若者が共鳴、行動に移していくことになった訳でしょう。
教育の大切さ。思い、情熱を溢れさせ、行動によって導いて行く指導者。萩は、色んな事を考えさせてくれる場所でした。
今度は、明るい時間帯に色々とたつくれるよう、ゆっくり来んといけません、萩。