南国市物部の平面型イルミネーション〔3179〕2011/12/29
2011年12月29日(木)晴れ!
いよいよ2011年も、明日と明後日を残すのみ。街中の様子も、年末モード全開で、なんとなくオダった雰囲気が嬉しいですね。
さて、そんな年の瀬。今日はこのイルミネーションをご紹介しましょう。
普通の民家が、ちょっとしたイルミネーションで楽しみ始めたのはいつの頃やったでしょうか。最初は、オレンジ色の優しい灯りを基調にして、ポイントポイントをおしゃれに飾ったものが多かったように思います。
それをオーソドックス型としますと、最近、白や赤や青の電飾を賑やかに賑やかに飾り立て、畠の中に突然光の城が現出したかのようなものも目立つようになりました。それを、ひまわり太郎はディズニーランド型と呼んで、分類しております。ディズニーランド型でも、オーソドックス型に近い、美しく豪華ではあっても静謐な荘厳さも求めるタイプもありますが、ディズニーランドのエレクトリックパレードのような派手なタイプもまた楽し、です。そのうち、電飾の光る衣装をつけたご夫婦が踊り始めるのではないか、と思われるような賑やかさ。
と、まあ、色々ありますが、ここのはまたすごいです。これも、分類上はディズニーランド型とされるタイプではありますが、その平面的な広がりが他を圧倒しちょります。
ここは南国市物部。国道55号線の物部川の橋の西詰からちょっと南下したところにあります。使われんなった牛舎の前。この広い土地を利用しての、まるで遊園地のよう。昨年までは、広い土地にイルミネーションを川のように這わせたりはしちょりましたが、ここまでではありませんでした。なかなかのモノ。
街中では、こりゃまたオダっちゅうよ、とかホタエちゅうよ、とかソバエちゅうにゃあ、と思うようなものもありますけんど、これはちょっと違います。すぐ近くに飛行場がありますが、飛行機から見る目を意識しちゅうがでしょうか。
こういった、思い切った弾け方、というがが、ひょっとしたら今の日本人に必要ながかも知れませんね。
ひまわり太郎の自転車通勤路ではありますが、ちくと入り込んだ場所ですき、一般の皆さんは、まず、気付くことはないと思います。田んぼと農家の間の、静かな静かな農村地帯のディズニーランド。