土佐橋からかるぽーと〔315〕2004/02/25
2004年2月25日(水)曇り
今朝は「土佐橋」へ来てみました。
はりまや橋交差点から東へ数十メートルのところにある、電車通りの橋です。かつてはこの下を堀川が流れよりました。昭和40年代初頭まででしょうか。
このすぐ南に龍馬に国際情勢を教えた画家河田小龍や海援隊士長岡謙吉の生家がありました。ここに河田小龍の記念碑が建てられることが決まっちょりますね。素晴らしいことです。
さて、この前方の右手の土の通路は、その昔堀川が埋め立てられたときのままの姿で公園となっちょりまして、左手は先日まで家が立ち並んじょりました。
ここを高知市が再開発し、高架の遊歩道をはりまや橋から前方に聳える高知市文化プラザ「かるぽーと」まで作って、その下を観光バスの駐車場にしようという計画があります。国のなんとかいう制度を利用しての大型事業ですが、高知市の財政状態に鑑み、しばらく事業は凍結になってしまいました。
立ち退いた皆さんの思いやいかに!
昨日、かるぽーとの11階で会議がありまして、そこからこの界隈をぼんやりと眺めよって思いました。やっぱしここには川要るろう。かるぽーと前までは堀川が走っちゅうがですきに、それを伸ばしてきれいな水の流れる川にし、この土佐橋を抜けて中種の北を流れるとそこは「はりまや橋」。今は橋の下は地下道ですが、橋の下は川が流れゆうもんですろう。
以前にも書きましたが、櫓舟を浮かべて交通手段にしましょう。屋形船を浮かべて宴会しましょう。水のある街はいいですよね。